解剖実習のご献体は・・・元教員
[初めての解剖実習、横たわる遺体は・・・]
(AFPBB News 2010年12月18日)
発信地:ストックホルム/スウェーデン
【12月18日 AFP】
スウェーデンの医大生らにとって、それが初めての死体解剖実習だった。
しかし、教室に横たわった遺体はとてもよく知った顔だった――
学生たちを教えていた元教員の。
「最初の死体解剖は、すごく、すごく感情的になりやすい。しかもそれが
わたしたちの良く知っていた人だなんて」と、ショックを受けた学生の
1人が、スウェーデン通信(TT)に語った。
また別の学生は、「手順になにか手違いがあったんじゃないか」とこぼした。
<いたましいがこれも教育>
この大学のブリジッタ・サンデリン氏は「極めて不運なこと」と、この
出来事について述べた。
サンデリン氏によると、通常は解剖実習の前に、学生たちに誰を解剖する
ことになるのか通知するという。
今回もそうだった。
だがある学生は、足の親指に付けられたタグの名前を見るまで、学生らは
元教員を解剖することになるとは知らなかったと主張している。
学部長のティナ・ダリアニス氏は、この出来事を遺憾に思うと述べた上で、
「いたましい出来事だが、これもときに教育の一部。残念ながら学生たちは
対応していくしかない」と語った。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2780009/6594939