朝の口臭「モーニング・ブレス」を退治
[朝の口臭 モーニング・ブレスを退治]
(日経ウーマンオンライン 2010年6月25日)
口臭は、自分ではなかなか気づかないもの。
あなたは正しい口臭予防、できていますか?
唐突ですが、もしプライベートで親しい友人とおしゃべり中に、友人の口が
ぷんと臭ったら、あなたなら友人に指摘しますか?
私は大阪人ですので、大阪弁風に言えば「くち、におうで」ですかね。
でも、親しい間柄でも相手に伝えるのはちょっぴり勇気が必要です。
口臭は、自分では意外と分からないものです。
かといって誰かに指摘される機会も少ないと思います。
なかなかデリケートなものですよね。
もし相手が仕事上だけの付き合いの人なら、なお一層相手に言いにくい
ですし、いやな気持ちを抱いたまま仕事をしなくちゃならない苦痛も味わい
ます。
(意外と、仕事と割り切って指摘できたりして?)
<口臭の原因はバイ菌の“オナラ”>
このやっかいな口臭を客観的に評価するのが口臭測定器です。
吐く息に含まれる口臭の主成分であるVSC(揮発性硫黄化合物)という化学
物質の濃度を測定し、数値化して口臭を評価します。
一般の歯医者さんでも置いている場合があります。
さて、口臭の第1の原因は歯周病菌などが放出するガスです。
バイ菌たちも、私たちと同じように生き伸びて子孫を増やすために栄養
摂取し、その代謝の過程でガスを産生するのです。
私たちが食後にオナラをするのと同じようなものです。
この歯周病菌のガスはVSCだけでなくアンモニアやインドールなどの物質も
含みますが、実はこれらは私たちのオナラの成分(大腸菌などのガス)と類似
しているのです。
一度、歯ブラシの歯垢に鼻を近付けてみて下さい。
結構、嫌なくさい臭いがするはずです。
ですから、歯磨きで歯垢のバイ菌のお掃除をすると、口臭が改善するのはその
ためなのです。
また、歯磨剤はミントなどの清涼剤を含みますから、スーッという爽快感と
ともに、爽やかな口臭も得られますので、口臭エチケットのために歯磨きは
不可欠です。
<最も臭う「モーニング・ブレス」を退治しよう>
ところで、「モーニング・ブレス」という言葉があります。
これは、朝の起床時の強い口臭のことで、1日の中で最も強い口臭でもあり
ます。
睡眠中の唾液の減少でお口のバイ菌が増えるのが1つの要因ですが、その
意味で朝のブラッシングは口臭防止に有効です。
最後に、口臭・・・と言えば「タバコ」。
統計(平成21年JT全国喫煙者率調査)では、わが国の喫煙率は男性で年々
減少傾向ですが、女性は横ばいです。
女性で最も喫煙率が高い30代で16.8%であり、男性30代46.9%に比べると
低いですが、特に若い女性では増加傾向とのこと。
タバコはお口の健康にも良くないです。
タバコのニコチン成分は歯ぐきを血行不良にして、歯周病を悪化させる要因
です。
見た目でも茶色いヤニが付着しますよね。
私は歯科医師として禁煙を勧めるべきなのでしょうが・・・
(ちなみに、私は吸いません)
でも、私自身が仕事の小休止にコーヒーを飲むように、仕事の息抜きに
「タバコで一服」する人の気持ちも分かります。
お酒と同じく「タバコもほどほどに」ですかね。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20100617/107533/?ref=top-shin
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