「ブドウ糖とすり替え患者用麻酔入手」容疑の医師が供述
[「ブドウ糖とすり替え患者用麻酔入手」容疑の医師が供述]
(神奈川新聞 2010年11月25日)
横浜市立大学付属市民総合医療センター(横浜市南区浦舟町)の麻酔科医が
医療用麻薬「フェンタニル」を所持・使用していた事件で、麻薬取締法違反
容疑で逮捕された容疑者(37)が「集中治療室にあった点滴用のフェンタニル
をブドウ糖とすり替えて入手した」などと供述していることが24日までに、
捜査関係者への取材で分かった。
同センターは「麻酔薬は金庫に保管しているはず。患者に異常が出たとの
報告は聞いていない」としているが、重篤患者などを治療する場で適切な
麻酔や鎮痛処置がなされていなかった可能性が高く、同センターの管理体制の
ずさんさがあらためて浮き彫りになった。
捜査関係者などによると、同容疑者は今年4月ごろからフェンタニルを自己
使用。
麻酔科に勤務していた4~5月は、患者に投与後、残ったフェンタニル
(1本2ミリリットル入り)の中から複数本を注射器で吸い出す方法で、
計約100本分(約200ミリリットル)を入手していた。
集中治療部に異動した6月以降は、集中治療室の患者のベッド脇に置いて
あった点滴用の薄めたフェンタニル入りの注射器(約50ミリリットル)を、
あらかじめ用意していたブドウ糖入りの注射器とすり替えて入手していた。
ともに無色透明で、見分けはつけにくいという。
同センターは「(同容疑者の)麻酔薬の入手経路は把握できていない」とした
上で、「麻酔薬は金庫の中で保管している。必要な時以外は外に出さない。
同容疑者が担当していた時期の患者の異常報告はない」としている。
県警の調べに対し、同容疑者は「異動後(麻酔薬を)入手しにくくなったので
すり替えた。十数回やった」などと供述。
8月ごろには勤務中に1日数回、麻酔薬を自己使用していたという。
また、同容疑(共同所持)で逮捕された看護師の容疑者(31)は、7月から
8月までに、余った麻酔薬を2~3回、同容疑者に渡していたと供述している
という。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011250011/
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・「横浜市大麻酔科医 麻薬自ら使用 容疑」