[突然死リスク患者からiPS作製  新薬開発試験に利用も]

(共同通信  2011年1月17日)


不整脈が起き、失神したり突然死する場合もある心臓の病気「QT延長
症候群」の患者の皮膚細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製し、
心筋細胞に分化させることに成功したと、イスラエル工科大の研究チームが
16日付英科学誌ネイチャーに発表した。


QT延長症候群の患者は、薬の使用が原因で不整脈が起きる場合がある。

今回作製した心筋細胞を利用すれば、この病気の治療薬開発だけでなく、
新薬開発の際の毒性試験に利用し、副作用があるかどうかを調べることが
できるという。


研究チームは、家族性QT延長症候群(2型)の28歳の女性から採取した
皮膚の線維芽細胞を使用。
遺伝子の“運び屋”にレトロウイルスを使って3種類の遺伝子を導入し、iPS
細胞を作製、心筋細胞に分化させた。


http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011601000223.html