カテゴリー : アクティブエイジング・アンチエイジング

ヒトゲノムプロジェクトとは

[ゲノムプロジェクト]

(Wikipedia)

ゲノムプロジェクトとは、シークエンシングによって生物のゲノムの全塩基
配列を解読しようとするプロジェクト。

当初はヒトをはじめ、マウスや線虫などのモデル生物が主な対象であったが、
多くの生物種に対象は拡大しつつある。
各国の公的研究機関がチームを組んでプロジェクトを進行させるケースが
多いが、イネや小麦などの主要農産物については企業による解読もなされた。

塩基配列情報は重要なものではあるが、それだけでは生物の理解には不十分で
あり、遺伝子領域や制御領域の認識、それらの役割の解明などを進めていく
ことが望まれる。
これらの研究を「ポストゲノム」と総称する。

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[ヒトゲノム計画]

(Wikipedia)

ヒトゲノム計画は、ヒトのゲノムの全塩基配列を解析するプロジェクト。
1953年の「DNAの二重らせん構造」の発見から50周年となる2003年に完了
した。

プロジェクトは、各国のゲノムセンターや大学などによる国際ヒトゲノム配列
コンソーシアムによって組織され、これまでにワーキング・ドラフトを
発表し、現在もその改良版の発表が継続して行われている。

解読されたゲノムは、NCBIやUCSC、及び Sanger Centerなどの研究機関で
参照することができる。



<歴史>
このプロジェクトは1990年に米国エネルギー省と米国厚生省によって30億
ドルの予算が組まれて発足し、15年間での完了が計画されていた。
発足後、プロジェクトは国際的協力の拡大と、ゲノム科学の進歩(特に配列
解析技術)、及びコンピュータ関連技術の大幅な進歩により、ゲノムの
下書き版(ドラフト)を2000年に完成した。
このアナウンスは2000年6月26日、ビル・クリントン米国大統領とトニー・
ブレア英国首相によってなされた。
これは予定より2年早い完成であった。
完全・高品質なゲノムの完成に向けて作業が継続されて、2003年4月14日
には完成版が公開された。
そこにはヒトの全遺伝子の99%の配列が99.99%の正確さで含まれるとされて
いる。


プロジェクトが加速したもう1つの理由としてセレラ・ジェノミクス社による
商業的なヒトゲノムプロジェクトの存在がある。
この企業はショットガン・シークエンシング法という新しい方式で
シークエンシングを行い、新たに発見された遺伝子を特許化しようとした。
しかしこれは公的資金によって進められているヒトゲノムプロジェクトと
拮抗してしまうことから、調整を図る為にバミューダで会議が開かれることと
なり、作成されたデータについては作成から 24時間を基本として全て公開
して全ての研究者が自由に利用できるようにするという項目を含む、
「バミューダ原則」(1996年2月)という形で合意が成された。
最終的には、このような競争はプロジェクトにとって非常に良いものであった
ことが証明されたといえる。



<プロジェクトのゴール>
HGPの目標は30億塩基対の高品質な配列を決定するだけでなく、この巨大な
データに含まれる遺伝子を見つけることも重要である。
プロジェクトの予備調査では約22,000遺伝子が存在するとされているが、この
数は多くの研究者の予測よりも遥かに少なかった。

ヒトゲノムプロジェクトのもう1つのゴールはより高速かつ効率的なDNA
シークエンシング法を開発し、それを産業化に向けて技術移転することに
ある。

今日、ヒトのDNA配列情報はデータベースに蓄積され、インターネットを
介して誰でも利用することができる。
ただし、これらのデータは何らかの解釈を加えなければほとんど利用価値が
無いことから、これらのデータを解析するコンピュータ・プログラムが数多く
開発されている。


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[ヒトゲノムプロジェクトにおける日本の役割]

(msn エンカルタ百科事典)

解読をおこなった国別の比率は、
 ・アメリカ 約59%
 ・イギリス 約31%
 ・日本   約6%
 ・フランス 約3%
 ・ドイツ  約1%
 ・中国   約1%
となっている。
日本は米英につづく3番手として貢献したが、熾烈な研究競争に出おくれた
感はいなめない。

日本においては、1991年に東京大学医科学研究所(東京・白金)に大型
コンピューターを設置した「ヒトゲノム解析センター」を開設するなど、
文部省(当時)や科学技術庁による研究が本格化した。

1998年1月には理化学研究所のゲノム科学総合研究センターが発足し、慶応
義塾大学分子生物学教室とともに、「国際ヒトゲノムコンソーシアム」の
一員として、21番染色体と22番染色体の解読に参加した。
2000年5月までに全塩基配列の約7%の読み取りを行った。

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高血圧とカルシウム

[高血圧とカルシウム]

(神戸大学名誉教授・葛城病院名誉院長 藤田拓男先生)

(Medical Nutrition 35号)


日本で患者数は2,500万人を超えると言われている高血圧。
ナトリウムの摂りすぎが、その原因というのが一般的だが、本当はカルシウム
不足が影響しているという研究結果が報告されている。
今回は高血圧とカルシウムの関係について探ってみた。


<高齢化社会を迎え、ますます増える高血圧患者>
日本人のかかる病気の中で1番多いのはいったい何でしょうか。
風邪をひいたことがないという人はほとんどいないでしょうから、少なく
見積もっても、日本人の半分の6,000万人はかかったことがあるでしょう。
しかし、赤ちゃんやお年寄りなどの体力の非常に弱い人以外はすぐ治るので、
一時的な病気といえます。


慢性の病気の中では高血圧が断然トップのようで、患者数は2,500万人を
超えるようです。
加齢とともに血圧は上がるので、高齢化社会によってこれからますます増えて
くるでしょう。

歳をとると増えてくる病気は成人病、老人病と呼ばれてきましたが、長年の
生活習慣の積み重ねによって起こることを強調して、最近では生活習慣病と
呼びます。
高血圧は、多くの人にみられることと、動脈硬化、脳卒中など、恐ろしい
合併症を起こすことから、生活習慣病の代表選手とみられています。



<カルシウム不足が高血圧を引き起こす>
ナトリウムの摂り過ぎではなくてカルシウムの欠乏が高血圧を起こすという
研究結果を、アメリカのマッカロンという腎臓病の専門家が20年前に発表
しました。
マッカロンによると、実際に大勢の高血圧患者のナトリウムとカルシウム
摂取について栄養調査を行ったところ、ナトリウムの摂り過ぎではなく、
カルシウムの不足している人が多かったというのです。

では、なぜカルシウムが不足すると、血圧が上がるのでしょうか。
血液は血管の中を強い圧力で流れています。
流れる血液の量が増えると、心臓はより強い力で血液を送り出さなければな
らなくなり、血管も縮んで狭くなります。
硬い鉛でできている水道管ならば水量が増えても同じ太さですが、血管は
そうはいきません。
血管の外側は平滑筋という筋肉で取り巻かれており、この筋肉が縮むと血管は
狭くなり、伸びると広くなります。
平滑筋は自律神経の指令で収縮し、自分の力では自由に動かすことができない
筋肉です。
交感神経は体内の血液を有効に配分するため、血管を縮める方向に働くことが
多く、緊張すると顔が青くなるのは、交感神経の働きといえます。
逆に副交感神経は血管を広げる方向に働きます。


<ナトリウムの増加がカルシウムを体外へ排出させ、
                     カルシウムの欠乏を起こす>
カルシウム摂取量が少ない時、血液中のカルシウムを一定に保たなければ
生命が危ないので、副甲状腺ホルモンが出てきて骨からカルシウムを取り出し
ます。
これが骨粗鬆症の原因となります。
骨から溶け出たカルシウムは、やはり副甲状腺ホルモンの働きで、血管壁の
細胞の中に入ります。
筋肉は、細胞内にカルシウムが増えると収縮する働きがあるため、平滑筋の
細胞内にカルシウムが入ってくると収縮が強くなります。
その結果、血管の内腔が狭くなり、血液が通りにくくなり、心臓は今までより
強い力で血液を押し出さなければ、全身に血液を送ることができなくなり
ます。
これが高血圧です。

ナトリウムを摂り過ぎると血液が水分で膨張します。
しかし、それよりも体内でのナトリウムの増加がカルシウムを体外へ排出
させ、カルシウムの欠乏を起こすことが高血圧を悪化させる大きな原因
だったのです。
もちろん、自律神経やストレス、遺伝、他のホルモン等、高血圧を悪化させる
因子は多いのですが、カルシウムを充分補給すると高血圧が改善する例が
たくさんあります。


京都大学名誉教授の岡本耕三先生が日本で初めて育種に成功した自然発症
高血圧ラットは、血圧の高いネズミを掛け合わせて人の高血圧と似た状態を
つくり出したものです。
このネズミは腸からのカルシウムの吸収が悪く、カルシウムが不足している
にもかかわらず、血管壁その他の細胞の中では、かえってカルシウムが増えて
いることがわかりました。
そこで、カルシウムを充分に与えると、高血圧が起こらなくなることがわかり
ました。
高血圧が強く、脳卒中を起こすネズミの系統では、高血圧と骨粗鬆症が併発
されていることがわかりました。
高血圧はカルシウム・パラドックスのよい例で、この病気を通して謎が解明
されようとしているのです。

(1)食事から摂るカルシウムが不足すると、副甲状腺から司令が出て骨を
   とかして血液中にカルシウムをおぎなおうとする。
(2)骨からのカルシウムは量のコントロールがとれないため、血管の細胞に
   入り込む。
(3)カルシウムのふえた血管の細胞は固く収縮するので血管がせまくなる。
(4)血管が狭くなった分、心臓は無理をして血液を送り出す力を強くする。
   その結果血圧が上がる。


プロフィール
藤田拓男(ふじた・たくお)
神戸大学名誉教授、葛城病院名誉院長。
1929年生まれ。東京大学医学部卒業後、52年米国バファロー大学に留学。
帰国後、東大、和歌山医大から神戸大学教授を経て、現職。



http://www.yobou.com/contents/rensai/report/r07_03.html
   

カルシウム・パラドックスとは

[カルシウム・パラドックスとは]

(神戸大学名誉教授・葛城病院名誉院長 藤田拓男先生)
(Medical Nutrition 34号)


カルシウムの摂り方が足りないと、血管や脳には逆にカルシウムが増えて
くる・・・というのが「カルシウムパラドックス」です。
カルシウムの摂り方が足りないと、腎臓結石ができやすい・・・も
「カルシウムパラドックス」です。


血管にカルシウムが増えると当然血管は硬くなります。
これが動脈硬化です。
硬い血管は血液が通りにくく、またカルシウムが血管の収縮を起こすので、
血圧が上がります。

カルシウムの摂り方が不足している人では高血圧や動脈硬化が多く、
カルシウムを十分に摂ると快方に向かうことがわかりました。
また、明らかにカルシウム不足で起こる骨粗鬆症は、レントゲン写真でも
はっきりわかるような動脈へのカルシウム沈着と一緒に起こることが100年
以上も前から知られています。
最近では高速断層撮影という新しい方法によって、カルシウムやビタミンDの
不足している人に冠動脈の石灰化が多いことがわかりました。



「カルシウムパラドックス」は不思議な現象ですが、よく考えると当たり前の
ことです。
血液中のカルシウムはいつも一定の濃度でないと、心臓や脳の働きがおかしく
なり、生命活動そのものが危険な状態になります。
血中カルシウム濃度は必ず一定に保たれる仕組みになっています。


カルシウムの摂り方が足りないと、血液中のカルシウムは少し減ります。
すると、副甲状腺ホルモンがすぐ出てきます。
副甲状腺ホルモンの役目は、骨に働きかけてカルシウムを取り出し、血中
カルシウム濃度を一定に維持することです。
いつもカルシウム不足になっていると、常に骨からカルシウムが溶かし
出され、骨粗鬆症になります。


カルシウム不足が続いて、副甲状腺ホルモンがいつもたくさん出ていると、
骨から過剰なカルシウムが溶かし出され、余分な分は行くところがなくなって
血管や脳や軟骨の中、いろいろな細胞の中など、ふつうカルシウムがあっては
困るところに入り込んでしまうのです。
脳でカルシウムが増えると脳の細胞の働きが落ち、記憶を司る細胞が傷害
されるとアルツハイマー病が起こります。
インスリンを出す膵臓の細胞の中にカルシウムが入り過ぎると糖尿病になり、
いろいろな器官に発生するがんも細胞の中にカルシウムが入り過ぎて起こり
ます。
筋肉の力もカルシウムが入り過ぎると弱り、軟骨にカルシウムが入り過ぎると
変形性関節症や変形性脊椎症という腰や膝の痛むやっかいな病気になります。
生活習慣病といわれる病気が全部カルシウム不足によるカルシウム
パラドックスだというのは大変恐ろしいことです。



カルシウムパラドックスの1番わかりやすい例は、腎臓結石でしょう。
アメリカのハーバード大学のカーハン教授がカルシウム摂取と腎臓結石の
発症の関係について十数年間追跡調査した結果、カルシウム摂取の少ない人に
腎臓結石ができやすく、十分な人にはできにくいことがわかりました。
カルシウム摂取が足りないと、骨から余分なカルシウムが溶け出して結石に
なるのです。

骨の中には毎日食べる食事に含まれる量の何千倍ものカルシウムがあります。
また、結石のできやすい人はカルシウム不足で血液中のイオン化カルシウム
濃度の低い人、副甲状腺ホルモンの高い人、血液中のマグネシウムの高い人に
多いことがわかりました。


(Medical Nutrition 34号より)

http://www.yobou.com/contents/rensai/report/r07_02.html

大人でも新たな脳細胞

[大人でも新たな脳細胞]


(ナオルコム)



大人の脳は成長が止まり、年齢とともに脳細胞が破壊されると考えられて
いたが、認識や知覚などの重要な働きをつかさどる大脳皮質には、大人に
なっても新しい脳細胞が付け加わっていることがわかった。

米プリンストン大のエリザベス・ゴールド博士らがアカゲザルを使った実験で
確認。
1999年10月15日付けの米科学誌サイエンスに発表した。



サルと人間の脳は極めて似ていることから、人間の脳でも同じ現象が起きて
いるとみられる。


博士らは、新たに付け加わる脳細胞は記憶や学習などの高度な機能に関連が
あるらしい、と指摘している。

博士らは、細胞分裂して新たに増えた細胞に取り込まれる特殊な化学物質を、
成獣のアカゲザル12匹の腹に注入。
2時間から7週間後にサルの脳を調べ、どの部分から化学物質が見つかるかを
分析した。
その結果、注入22時間後の脳では、脳の中心近くで見つかり、新たな細胞が
脳の奥深くで作られていることが判明。
新たな細胞は時間とともに、脳の外層である大脳皮質で移動し、脳神経細胞と
して成熟することが分かった。
新たな細胞は大脳皮質の中でも判断力など特に高度な機能を持つ部分に付け
加わるという。


http://www.naoru.com/nousaibou.htm


   

保護中: 症例4 利き手が替わり幼児言葉を使う

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保護中: 症例3 自分の家がわからない

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ドライアイ:眼にとっては遠い所を見る方が楽な状態

[ドライアイ:眼にとっては遠い所を見る方が楽な状態]

(院長未病道楽 : 25歳〜32歳)

<ドライアイ「目薬生活」を救ってくれたのはとあるメガネ店>

私は、勤務医時期(バブル時代)にドライアイで悩んでいた。
ドライアイという言葉が、少しずつ聞かれるようになった頃である。
予備も含めて目薬を10個以上用意し、
  ・自宅の居間
  ・自宅の寝室
  ・職場
  ・車の中
  ・実家
  ・バッグの中
と、少なくとも6個は使用していた。
1日に20回〜40回目薬をさす生活が数年続いた。

もちろん眼科にも行った。
何軒も行ったが、結局原因もわからず、「ドライアイ」との診断もつかな
かった。
ドライアイのはしりだったので仕方ない部分もあるが。



この「目薬生活」を救ってくれたのは、宇都宮青年会議所で同期入会の
メガネ店主だった。
「そんな強い度のメガネをかけていたらドライアイなるのは当たり前だよ。
そんな強い度のメガネが本当に
必要なのは、車の運転の時くらいでしょう。
特に、横山さんみたいに手元の細かい仕事で、度の強いメガネなんか必要ない
でしょう。」

そこで、勧められたのが、「半分の度のメガネ」である。
乱視矯正も、手元を見るなら必要ないとのことでカット。

そのメガネを使用し始めて2日で効果が現れ、1週間でほぼ「目薬生活」から
脱却できた。
今では目薬は常備していない。



<視力の生理学>
基本は、眼にとっては
  ・遠い所を見る方が楽な状態
  ・近くをを見る方がつらい状態
ということである。
特に、集中している時、すなわち交感神経優位な時には、アフリカの
サバンナで遠くの獲物をしている状況が、眼にとって楽な状態である。

近くを見る時は毛様体という筋肉が水晶体というレンズの厚みを増しピントを
合わせる必要がある。
つまり、視力1.2だとか1.5を見えるように度の強いメガネを作り、本を
読んだりパソコンをしたり、手元作業をするということは眼をいじめている
ようなものである。

私は、「半分の度のメガネ」に出会うまで近視が進み続けた。

体の成長に伴い眼球も成長するので、誰でも近視化傾向に進む。
  ・子どもの時に遠視が強かった者は正視になる
  ・子どもの時に遠視が弱かった者は弱い近視になる
  ・子どもの時に遠視が無かった者は強い近視になる
成長が止まれば、理論上近視化傾向は止まるはずである。
しかし、多くの眼科や多くのメガネ店の勧めに従って、黒板の小さな字を読む
ために、あるいは運転の時のためだけに、常に視力1.2〜1.5が出るような
メガネを作り直したために30歳過ぎまで近視が進んだのである。

「半分の度のメガネ」に出会ったおかげで、ようやく近視化傾向も止まった。
今の私は、年齢が年齢だけに老眼が始まっている。
でも、「半分の度のメガネ」のおかげで、日常生活に支障はない。
「第4根管」(細い根管:根管治療)もルーペ無しで見える。

今、ルーペを使用して「みかけだけ精密治療」や大げさな顕微鏡を使った
「みせかけだけ精密治療」が大ブームである。
しかし、より高倍率にするとピントが合う範囲が狭くなる。
一眼レフカメラをやられる人はピンとくるであろう。
サンニッパーを絞り開放で使うようなものである。
術者も動いてはいけないし、患者さんも微動だにしてはいけない。
全身麻酔で患者さんが微動だにしない医科系外科手術だから可能なので
あって、患者さんが唾液を嚥下するたびに大きく動く口腔領域ではあまり
現実的ではない。

ルーペを使っている先生は皆、重度の肩凝りでさらに腰痛持ちである。
スタディーグループで「トリガーポイント」の実習を行ったことがあった。
首の凝りや肩凝り、腰痛が原因で口腔に痛みを感じる関連痛が出現ことが
あるが、その治療の実習である。
原因部位に麻酔注射をすると、数か月痛みが治まるのである。
被験者を募集したところ、実習に参加したメンバー30人のうち、28人が
立候補した。
術者側に回ったのは2人だけだった。
会長と私とである。
2人の共通点は、ルーペを使っていないことだった。

セミナー会場周辺を歩いていても、マッサージの看板を見つけるとチェック
せずにはいられないメンバーが少なくない。
泊まりがけでセミナーに参加すれば、ホテルにチェックインすると同時に
マッサージ予約の電話をする。
1晩に3回も頼むメンバーもいる。
(1晩に3回マッサージを頼めば、通常は相当怪しい)
自宅にも職場(クリニック)にもマッサージチェアを置かないと生活できない
メンバーもいる。

最近は「眼精疲労にご注意」などの新聞記事をしばしば見かける。
「VDT症候群」という名前も浸透してきている。
これらに伴う緊張性頭痛だったり、頚部痛であったり、肩凝りであったりの
多くは、眼の誤った使い方にあると思う。
まずは、「遠い所を見る方が楽な状態」という基本を守り、根本原因を除去
しないと、その先に他の原因がある場合、例えば正常眼圧緑内障等を発見
できない恐れがある。

疲労研究の第一人者、大阪市立大学の梶本修身先生も指摘している。
脳の疲労の多くは情報過多で処理能力オーバーである。
情報過多の主原因は視覚である。
時々眼を閉じて視覚情報量を減らすと、脳が休まる。
しかし、それ以前に、疲労しない眼の使い方が重要であると力説されている。
すなわち、「遠い所を見る方が楽な状態」という基本的考え方が重要で
あると。

この内容は歯科衛生士学校の講義でも説明している。
歯科衛生士も眼精疲労で苦労したり、近視化が止まらなかったりするからで
ある。
ここまで説明してきて、「それじゃあ、正視の場合どうすればいいん
ですか?」と
必ず質問される。
考えてみて欲しい・・・・・

強度の近視:度の強いメガネ(凹レンズ)→度の弱いメガネ
軽度の近視:度の弱いメガネ(凹レンズ)→メガネ無し
正視   :メガネ無し→度の弱いメガネ(凸レンズ)
すなわち、度の弱い遠視用のメガネ=老眼鏡を使用すべきなのだ。


遠視と老視とどちらも凸レンズを使うことが多いが、全く別の状態である。
老視(老眼)はピントの合う幅が狭くなった状態である。
「遠い所を見る方が楽な状態」が基本なのだから、楽な位置よりでピントの
合う幅が狭くなってくるのである。
だから、遠くは見えるけれど、手元がよく見えないのである。


また、正視だと思っている人の中には、遠視の人も混じっているので要注意で
ある。
裸眼で1.5見えたからと言って正視とは限らないのである。
近視は否定されるが、遠視は否定されないからである。
遠視の問題は複雑なので、別の項にて、いずれ説明したいと思う。

「横目症候群」は遠視が隠れていることが多いのである。
多くの健康相談サイトで「横目症候群」は様子を見ましょうと回答して
いるが、本当に様子をみていいのだろうか?
これも、いずれ説明したいと思う。


最近は眼科の中にもわずかながら、明らかな病気とは言えないが、完全に
正常とも言えない領域に取り組んでくれる先生が出てきているが、まだ
メガネ店で相談する方が問題解決の確率が高いような気がする。

最後に、この「半分の度のメガネ」を勧めてくれた「室井時計店」に感謝
して、ここに紹介しよう。
「室井時計店」
栃木県宇都宮市宮本町20−3
028-658-3686
宇都宮近隣の人は、最初は室井時計店で相談されるのが良いと思う。
症状が改善し安定した場合、買い替えは近くの便利な眼鏡店で構わないが、
やはり最初は上記のようなアドバイスをしてくれる所が良いと思う。


(横山歯科医院)

高圧送電線と電磁波

[高圧送電線と電磁波]

(出典不明)


「電磁波公害」として、最近大きくクローズアップされている高圧送電線
(以下、高圧線とします。)について少しお話ししましょう。

「高圧線近くに住む子どもは、白血病に3.8倍かかりやすい」
これは1992年に発表されたスウェーデンのカロリンスカ研究所の報告
です。
高圧線から300メートル以内に住む住民53万人をなんと25年間に
わたって調べ続けた結果です。
それによると、高圧線の電磁波強度1ミリガウスの地点での白血病
発生率を1とすると(電気ポット程度の電磁波)、2ミリガウス地点での
白血病発生率は3倍、3ミリガウス地点では4倍と、発生率は電磁波
強度に比例するというものでした。


アメリカの電磁波の権威ニューヨーク州立大学のロバート・ベッカー
教授によれば、住宅地域での安全レベルは0.1ミリガウスとのことです。
しかし都市部でよく見られる比較的小型の15万ボルト送電線でも120
メートル離れた場所で1ミリガウス、40メートル地点で6ミリガウス、
真下だと29.6ミリガウスと、安全レベルの100倍にも達してしまいます。
まったく背筋がゾッとしますね。


白血病やガンの増大は、人体の免疫機能が低下するためとみられます。
したがって微量といえども長期にわたって電磁波を浴びることがいちばん
恐ろしいといえます。
また、胎児や幼児など細胞分裂が活発な時期に影響が大きいということ
です。


その他の疾患も深刻なものばかりです。
てんかん発作、筋力衰弱、記憶喪失、心臓発作の頻発、網膜の灼熱感、
甲状腺疾患・・・・


さらにショッキングなのは「高圧線の近くの住民ほど自殺者が多い」
(前出:ベッカー教授)という報告があるということです。
電磁波が脳の神経ホルモン分泌を減少させ、うつ状態に陥れるため、
自殺する気にさせるということです。


では、どうしたらよいのか?
気になるところです。
高圧線付近に住む人は集団移住するしかないのでしょうか?

現在、「電磁波公害追放!高圧線問題・全国ネットワーク」という団体が
でき、活発に活動しています。
今後、市民レベルからの盛り上がりをみて、電力各社、国も真剣に取り
組んでいくことでしょう。
それにより高圧線の電圧降下、地下埋設、新規建設の禁止等の措置が
とられていくと思います。



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更新日:2010年12月7日


(1)通常のページのパスワード:「タイトル」をコピー&ペースト


(2)患者健康管理情報:診察券番号5桁+氏名(スペース無し)
   (例)診察券番号:01234+氏名:横山 哲郎→「01234横山哲郎」




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