カテゴリー : ご献体

解剖実習のご献体は・・・元教員

[初めての解剖実習、横たわる遺体は・・・]

(AFPBB News  2010年12月18日)

発信地:ストックホルム/スウェーデン


【12月18日 AFP】
スウェーデンの医大生らにとって、それが初めての死体解剖実習だった。
しかし、教室に横たわった遺体はとてもよく知った顔だった――
学生たちを教えていた元教員の。

「最初の死体解剖は、すごく、すごく感情的になりやすい。しかもそれが
わたしたちの良く知っていた人だなんて」と、ショックを受けた学生の
1人が、スウェーデン通信(TT)に語った。

また別の学生は、「手順になにか手違いがあったんじゃないか」とこぼした。


<いたましいがこれも教育>
この大学のブリジッタ・サンデリン氏は「極めて不運なこと」と、この
出来事について述べた。
サンデリン氏によると、通常は解剖実習の前に、学生たちに誰を解剖する
ことになるのか通知するという。
今回もそうだった。

だがある学生は、足の親指に付けられたタグの名前を見るまで、学生らは
元教員を解剖することになるとは知らなかったと主張している。

学部長のティナ・ダリアニス氏は、この出来事を遺憾に思うと述べた上で、
「いたましい出来事だが、これもときに教育の一部。残念ながら学生たちは
対応していくしかない」と語った。


http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2780009/6594939   





献体増え登録制限 徳島大医・歯学部

[献体増え登録制限 徳島大医・歯学部]

(徳島新聞 2010年5月15 日)
「献体増え登録制限 徳島大医・歯学部、死生観変化など背景」


徳島大学医学部などの解剖実習のため、自らの遺体を無報酬で提供する献体の
希望者が増えている。
4年前から新規登録者数を制限しているが、申込日には受け付けから数十分で
定員に達し、担当者も驚くほど。
死生観の変化や、一人暮らしの高齢者の増加などが背景にあるようだ。 


献体希望者らでつくる徳島大学白菊会によると、医学部と歯学部の解剖実習の
ために、年間約40体が必要。
希望者は同会に登録し死後、解剖に提供される。
大学は年1回、献体者のための追悼式を行っている。

1992年度から2001年度までの10年間では、新規登録者は年65人程度だった。
一方、死者数は35人で献体を確保するのがやっとの状態だった。

しかし、2002年度から4年連続で新規登録者が100人を超過した。
献体が増え過ぎると、安置場所の確保が難しく、2006年度からは新規の
登録者を30人に制限した。
それでも、毎年4月1日の申込日には数十分で定員を超え、現在の登録者は
計1,054人に上る。


医療に貢献したいという思いから登録する人が多い。
このほか、最近では
 ・手間と金がかかる葬式は必要なく、大学の追悼式で十分
 ・子どもに迷惑を掛けたくない
 ・身寄りがないから
などの理由を挙げる希望者も増えてきたという。

同会の神野美昭理事長は「高齢者の一人暮らしが増えるなど、家族構成の
変化が背景にあるのではないか。死生観も変わって、葬式などに対して
考え方が多様化しているのかもしれない」と話した。

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/05/2010_127381495095.html

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