果糖含有飲料は動脈に悪影響もたらす
- 2007年 6月 23日
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[果糖含有飲料は動脈に悪影響もたらす]
(薬事日報)
(HealthDay News 2007年6月23日)
甘味飲料による(冠)動脈の健康への影響度は、含有されている糖分の種類で
異なることが、新しい研究で明らかにされた。
研究者らは、過体重成人の動脈への脂肪沈着が、ブドウ糖含有飲料に比べ
果糖含有飲料で多いとしている。
米カリフォルニア大学デイビス校のKimber Stanhope氏らは、過体重、肥満の
成人に果糖含有飲料とブドウ糖含有飲料のいずれかを10週間摂取してもらい、
動脈に対する影響度を比較した。
被験者は全員、脂質30%、複合炭水化物55%のバランス食を摂り、そのうち
13人がブドウ糖含有飲料を、10人が果糖含有飲料を摂取した。
9週間後に明らかになったのは、果糖含有群では、食後24時間のトリ
グリセライド(中性脂肪)値が摂取開始後2週間で上昇し、ブドウ糖含有群
では逆に低下したこと。
また果糖摂取群では、空腹時LDL(悪玉)コレステロールなどの数値が上昇
したが、ブドウ糖摂取群にこうした変化は認められなかった。
研究者は「過体重や肥満者などメタボリック症候群や心血管系疾患の発症
リスクのある人では、果糖含有飲料の過剰摂取は最低限、避けるべきである」
としている。
米国糖尿病協会(ADA)によると、果糖含有飲料の米国の消費量は、過去
40年間で135%上昇している。
研究結果は、シカゴで開催されたADA年次集会で発表された。
http://www.yakuji.co.jp/entry3609.html