乳がん対策レシピ:大豆イソフラボン
- 2009年 10月 1日
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[乳がん対策レシピ:大豆イソフラボン]
(goo ピンクリボンキャンペーン2009)
<さまざまな顔がある 大豆イソフラボン>
豆腐やみそ、納豆、湯葉などの大豆製品は、タンパク質や脂質、ビタミンB
などを豊富に含む栄養豊かな食品で、ヘルシー食として欧米でもブームに
なっています。
その大豆の胚芽部分に含まれている「大豆イソフラボン」は、いま話題の
「ファイトケミカル」の一種「植物性ポリフェノール」です。
ファイトケミカルとは、植物由来の抗酸化栄養素で、体内に入ると組織や
細胞を活性酸素の攻撃から守る抗酸化の働きをします。
活性酸素は、がんを発症させるリスクファクターのひとつで、細胞や体内の
脂質を酸化させ、がんや動脈硬化などの生活習慣病の引き金になるといわれて
います。
また、過剰な発生は遺伝子を傷つけ、がんの発症にもつながってきます。
大豆イソフラボンは活性酸素に対抗する作用をもっていますから、がんの
発症を予防するために有効な栄養素といってよいでしょう。
<大豆イソフラボンの二面性>
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た化学構造を
もち、ファイトエストロゲン(植物エストロゲン)ともいわれています。
これを健康な人が摂ると、体内のエストロゲンと拮抗して、エストロゲンを
抑える作用をします。
つまり、乳がんの発症に大きく関与するエストロゲンの働きを弱めるため、
予防効果があるといわれているのです。
実際に、厚生労働省研究班の「多目的コホート研究」(40~59歳の約2万人
の女性を10年間追跡し、大豆製品の摂取量と乳がん発生率との関係を調査)
では、次のような結果が出ました。
・大豆、豆腐、油揚げ、納豆を毎日食べている人は、ほとんど
食べない人に比べて、乳がん発生率が低い。
・大豆イソフラボンの摂取量の大小によってグループを分けて
みると、摂取量が最大のグループは乳がん発生率が最も低い。
この調査からも、大豆製品を積極的に摂ることは、乳がん発症予防につながる
ことが明らかになったといえるでしょう。
一方、大豆イソフラボンには、エストロゲン様の働きもあります。
たとえば、更年期後で女性ホルモンのエストロゲンが少ない人や男性が摂った
場合、大豆イソフラボンはエストロゲン作用を発揮します。
更年期障害や骨粗鬆症の予防、前立腺がんの予防に効果があるといわれるのは
そのためなのです。
このように、大豆イソフラボンは、体内のエストロゲンの量によって、
まったく逆の働きをもつという二面性があります。
さらに、がん細胞の増殖を抑制する作用、がん細胞が周囲の組織に新たな
血管をつくる血管新生を阻害する作用もあります。
それゆえ、適量の大豆イソフラボンは、乳がんだけではなく、がんの発症
予防に有効といわれているのです。
<エストロゲンを抑える>
前述したように、大豆イソフラボンには抗エストロゲン作用があります。
大豆はじめ豆腐やみそ、納豆、油揚げ、湯葉、きな粉、豆乳などの大豆製品を
摂るようにしましょう。
ただし、エストロゲン依存性乳がんの人やホルモン療法を受けている人は、
過剰にならないように摂取してください。
また、サプリメントとして摂取することは、治療法やその人の状態によって
注意が必要ですから、主治医に相談しましょう。
http://pinkribbon.goo.ne.jp/recipe/03.html
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[参考図書]乳がんと牛乳
(横山歯科医院)
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