カテゴリー : 感染症

うがい薬「飲まないで」と専門家 買い求め客が急増

[うがい薬「飲まないで」と専門家 買い求め客が急増]

(共同通信  2011年3月15日)


東日本大震災に伴う福島原発放射性物質漏えいで15日、首都圏でも通常より
高い放射線量を観測した。

都内の薬局でヨウ素入り消毒薬やうがい薬を買い求める客が急増。

放射線医学総合研究所は「内服すると有害成分が多い。飲むのは絶対に
やめて」と呼び掛ける。

「これは安定ヨウ素剤でなく、うがい用です」とレジで念を押す薬局も。


世田谷区の薬局では、うがい薬やヨードチンキが在庫切れに。

被ばくによる健康被害を抑える「安定ヨウ素剤」服用には医師の処方が必要
だが、ヨウ素はうがい薬などにも含まれるため、代替品と誤解されやすい。

大手量販店ドン・キホーテはここ数日、首都圏の店舗中心に高機能マスクや
消毒用ハンドソープ売り上げが通常の2~3倍で「放射能対策かも。インフル
エンザ予防用なのに」と困惑する。

埼玉県内のホームセンターは地震発生直後からカセットこんろやペット
ボトルの水が品薄になり、今後は肌を隠す雨がっぱや帽子などの需要が
増えると予測。
「客は何としても身を守りたいという心理状態になっている」と指摘する。

乾電池などがほぼ完売の都内のスーパーも、入場制限するほど客が開店前から
詰め掛け「原発事故の影響は予測できない」と不安を口にする。

東京ディズニーリゾートやよみうりランドなど、地震直後から休園を続ける
遊園地も多い。

東京・浅草花やしきは営業を再開したが「原発との関係は分からないが、客は
極端に少ない」と話す。


http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031501000758.html   



ワクチン2種を一時見合わせ=同時接種後に4児死亡—厚労省

[ワクチン2種を一時見合わせ=同時接種後に4児死亡—厚労省]

(時事通信  2011年3月5日)


小児用肺炎球菌ワクチンと細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンの同時
接種を受けた子供の死亡例が相次いで報告されたとして、厚生労働省は4日、
両ワクチンの接種を一時見合わせるよう自治体などに伝えた。


同省によると、死亡したのは兵庫県の宝塚市と西宮市、京都市、川崎市の
4人で3カ月〜2歳。
いずれも両ワクチンや、これにDPT(ジフテリアなど3種混合)を加えた
3種類の同時接種を受けた翌日や3日後に死亡した。

報告した医師は接種と死亡の因果関係を「不明」などとしたが、同省は念の
ため当面接種を見合わせる必要があると判断。
週明けにも専門家を集めた検討会を緊急開催し、検証することを決めた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110305-00000003-jij-soci   

リンゴ病、全国で増加 妊婦は特にご用心

[リンゴ病、全国で増加 妊婦は特にご用心]

(共同通信  2011年3月4日)


両頬が赤くなるのが特徴で、「リンゴ病」と呼ばれる感染症「伝染性紅斑」の
患者が全国で増え、1月からの累計は2000年以降では2007年に次いで多い
ことが国立感染症研究所のまとめで4日、分かった。

4~6年周期で流行しており、専門家は「今年は流行する可能性がある」と
指摘している。


せきやくしゃみのほか接触によって感染し、感染自体を防ぐことは難しい。
患者は子どもが多いが、妊婦が感染すると、胎児の組織などに液体がたまる
「胎児水腫」や流産の恐れもある。

同研究所は「保育園や幼稚園、小学校で流行している場合は、妊婦は施設に
立ち入らないようにするなど、注意が必要だ」と呼び掛けている。


最新となる2月14~20日の集計では、全国約3,000の小児科から報告された
患者は1,596人で、1機関当たり0.51人。
都道府県別では福岡の1.65人が最多で、宮崎1.56人、石川1.21人、宮城
1.12人の順。
31都府県で前週より増えた。

1月からの累計は、4~5歳が32.9%、6~7歳が25.9%、2~3歳が
17.0%。


例年は夏ごろがピークで、多い年では1週間に1機関当たりの患者が1人を
超えることもある。


http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011030401000041.html   


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・「第5病(伝染性紅斑:リンゴ病)

・「麻疹(はしか)実はリンゴ病 誤診の恐れ ウイルス検査も必要に

・「はしかワクチンの接種率低迷、国内流行ゼロ目標の道遠く

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子どものワクチン時期&順番、日本小児科学会が作成

[ワクチン接種の順番、参考にして 学会がスケジュール表]

(朝日新聞  2011年3月2日)


子どものワクチンをどんな時期に打てばよいのか道筋を示した接種
スケジュールを日本小児科学会(会長=五十嵐隆東京大教授)がつくった。
ワクチンの種類が最近増えて接種の優先順位をどうすべきか医師や保護者に
困惑が広がっていた。
近く学会のウェブサイトで公開する。


ワクチンは公費負担がある「定期接種」と自己負担で打つ「任意接種」が
ある。
同学会は今回、重要さは同じだと位置づけ、ひとまとめにしたスケジュールを
つくった。


B型肝炎は現在、母親から子どもへの感染を防ぐため、ウイルスに感染した
母親の子どもに限って公費で接種している。
しかし性交渉などによる感染も増えており、スケジュールでは全員が打つよう
勧めている。


毎年のように流行し100万人近くがかかるという水痘(水ぼうそう)や
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)では、1回接種しただけでは十分に免疫
(抵抗力)が保てないため、今回は推奨する接種回数を増やした。


また海外の取り組みにならい、接種を始める年齢を、乳幼児の細菌性髄膜炎の
原因となるインフルエンザ菌b型(ヒブ)や肺炎球菌で1カ月早めた。

インフルエンザでも6カ月前倒しにした。


数多くのワクチンが打てるよう、複数のワクチンを医師が同じ日に打つ方法
(同時接種)も勧めている。
同じ日ならワクチンに対する免疫反応がまだ起きておらず、複数のワクチンが
効果を相殺する心配はない。
ただし注射位置は2.5センチずつ空けるよう求めている。
推奨する時期に接種できなかった場合は、医師に相談すれば対応できる。


接種スケジュールと接種を記録するチェックシートは同学会のウェブサイト
http://www.jpeds.or.jp/)からダウンロードできるようになる。


同学会は今後、
  ・成人での流行が問題になっている百日ぜき対策として、現行の
   ジフテリアと破傷風の2種混合ワクチン(DT)に百日ぜきも加えた
   3種混合ワクチン(DTP)に移行
  ・ポリオワクチンをより安全な不活化ワクチンに変える
   ・0歳児へのインフルワクチン接種量を増やしてより免疫がつきやすく
   する
ことなどを厚生労働省などに求めていく予定。

(大岩ゆり)


チェックシートは下記にも掲載
http://www.asahi.com/health/news/TKY201103020478.html   






はしかワクチンの接種率低迷、国内流行ゼロ目標の道遠く

[はしか流行ゼロ、道遠く ワクチン接種は月内に]

(共同通信  2011年3月2日)


2010年度のはしかワクチンの接種率は昨年末時点で、費用が公費で賄われる
定期接種の対象年齢により、全国平均で58.8~70.9%だったと厚生労働省が
2日、発表した。

国内流行をなくすための予防接種率の目標95%には程遠い状況で、厚労省は
「対象者の定期接種は3月末までなので、早めに接種してほしい」と呼び
掛けている。


定期接種の対象は、1歳時(1期)と小学校入学前の1年間(2期)の
2回と、2008年度から5年間の時限措置として中1(3期)と高3(4期)
に相当する年齢。


2期の全国平均は70.9%で、最も高いのは福井の82.6%、最低は高知の
60.5%。

3期は全国平均が68.9%、茨城の92.6%が最高で、最低は福岡の55.5%。

4期の全国平均は58.8%で、最高は福井の81.4%、最低は神奈川の37.6%
だった。

1期は未集計。

都市部で接種率が低いのが目立ち、都道府県間の差も大きく、4期の福井と
神奈川では43.8ポイントの開きがあった。


はしかの予防には、ワクチンの2回接種が有効とされる。

国は2012年度までに、はしかの国内流行ゼロを目指しており、予防接種率
95%を目標としているが、これまで達成できた年はない。


http://www.47news.jp/news/2011/03/post_20110302195301.html   


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・「千葉血清製ワクチンの抗体獲得性の問題

・「近年日本における麻疹の流行

・「ベトナムの麻疹と視覚障害

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小児用肺炎球菌&ワクチンヒブワクチン接種後に男児死亡

[ヒブワクチン接種後に男児死亡 基礎疾患あり、因果関係不明]

(共同通信  2011年3月2日)


兵庫県宝塚市は2日、市内の医療機関で子どもの細菌性髄膜炎を予防するヒブ
ワクチンなどの接種を受けた2歳の男児が死亡したと発表した。
市によると、男児には基礎疾患があり、接種との因果関係は不明。


市によると、男児は2月28日に任意でヒブワクチンと小児用肺炎球菌
ワクチンの接種を受け、翌3月1日に死亡した。
医療機関はすでに厚生労働省に報告。
同省は因果関係などについて調査する方針。


同省によると、ヒブワクチンは2008年12月、小児用肺炎球菌ワクチンは
2010年2月に国内での販売が始まり、今年1月末までに延べ約523万人が
いずれかの接種を受けた。


ヒブワクチン接種後の死亡例は、1歳未満の男児の事例(昨年11月)が1件
報告されているが、小児用肺炎球菌ワクチンでは初めて。




ワクチン接種:子宮頸がんで失神の報告多く 確認へ

[ワクチン接種:子宮頸がんで失神の報告多く 確認へ]

(毎日新聞  2011年2月28日)


多くの自治体で公費接種が進んでいる子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌の
3ワクチンに関し、副作用が疑われる症例を検証する厚生労働省の有識者
検討会が28日開かれ、「いずれも現時点で特段の懸念はない」として接種の
継続が了承された。


ただ、子宮頸がんワクチン(商品名=サーバリックス、グラクソ・スミス
クライン社製)は、販売開始の2009年12月~2011年1月の重篤な副作用
報告の計110人(推定接種者数は67万人)のうち、「失神」が25件で比較的
多かった。
委員からは「他のワクチンに比べ痛みや失神が多いとの指摘がある」などの
発言があり、厚労省が同社に確認するという。


ヒブワクチンについては2010年11月下旬、10歳未満の男児が2回目の接種
翌日に死亡する事例があったが、主治医は「接種との因果関係は不明」と
報告、委員からも「情報が少なく判断しかねる」との意見が出された。

【佐々木洋】

http://mainichi.jp/select/science/news/20110301k0000m040068000c.html  




患者を支える笑い免疫力のプロ「笑い療法士」

[患者を支える笑い免疫力のプロたち 500人超えた「笑い療法士」の活躍]

(J-CASTニュース  2011年2月27日)


「笑い療法士」と呼ばれる人たちがいる。
笑いによって病気の人の自己治癒力を高めたり、病気の予防を手助けする
ボランティアだ。

「笑う門には福来る」
「病は気から」
古来のことわざを引くまでもなく、内外の多くの研究により、笑うことが
免疫力を高め、薬以上に治療や予防に有効なことが分かっている。

ところが、余裕がない日本の医療や福祉現場では、むしろ笑いはタブー視
されてきた。

こうした状況を何とか改善していこうと、「癒しの環境研究会」(高柳和江
代表世話人)が、2005年に「笑い療法士」制度を発足させた。



<日本の病院は遅れていた>
その認定者の発表会が2011年2月20日東京都内で開かれ、7期生72人が
新たに「笑い療法士」として認められた。
2005年10月に1期生49人が誕生して以来、これで総勢520人になった。

欧米には、赤鼻を付けて病院を訪問し、患者を笑わせる道化師がいるが、
「笑い療法士」は少し違う。
まず、自分自身が「1日5回笑い、1日5回感動する」よう努力する。
相手に「安心・安全」「一緒にいると楽しい人」と感じてもらうことから
始めて、人々の自然な笑いや生きる力を引き出す。
時にはジョークやユーモアも交える。
そのためには、個々の患者さんやタイミングに合わせて言葉や行動を選ぶ
必要があり、広い知識と同時に話術も非常に重要になる。

高柳代表世話人(東京医療保健大学教授)はクウェートで10年間小児外科医を
勤め帰国して、日本の病院環境があまりにも貧しいことに驚いた。
患者たちの病院生活を少しでも快適なものにしようと、医療に携わる人たちは
もちろん、建築家、デザイナー、患者などにも呼びかけて1994年に設立した
のが、癒しの環境研究会だ。
当初は病室やトイレ、照明などハード面の改善研究からスタートした。
「笑い療法士」はいわばソフト面からの環境改善アプローチだ。


「笑い療法士」は、医師、看護師、介護職員から一般市民、難病患者までの
多数の応募者から研究会が書類選考する。
その候補者を対象に、脳外科医で落語家の中島英雄氏、高柳代表世話人らに
よる2日間の講習があり、フォローアップ研修を通じて、笑いの本質や効果、
話し方などを学んで、評価された人が初めて認定される。

日本の医療職は多忙だが、「笑い療法士」になると患者さんに親身になり、
仕事への充実感を味わうことが多くなるという。

発表会では医療や福祉現場で患者さんと交流している先輩の「笑い療法士」
8人が成功談、失敗談を報告したり、熱い思いを述べた。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000001-jct-soci  

オーラルセックスは男性の口腔がんリスクを高める、米研究

[オーラルセックスは男性の口腔がんリスクを高める、米研究]

(AFPBB News  2011年2月21日)

発信地:ワシントンD.C./米国

【2月21日 AFP】
オーラルセックスとがんリスクに強い関連性が確認されたとする米大学の研究
結果が20日、米ワシントンD.C.で開かれた米国科学振興協会(AAAS)の
総会で発表された。


米国における口腔がんの原因は、喫煙よりも、ヒトパピローマウイルス
(HPV)である場合が多くなっている。


米オハイオ州立大学のモーラ・ギリソン氏率いる研究チームは、米国内の
口腔がん症例を調査。
白人男性を中心に、口腔がん患者数が1974年から2007年の間に225%増加
したことを突き止めた。

さらに、口腔部にHPV感染が認められた患者と認められなかった患者を比較
したところ、両者の間で唯一確認できた差異は、オーラルセックス行為を
交わしたことのあるパートナーの数だったという。
研究チームは、パートナーの数が増えるほど、HPV感染リスクも増加すると
指摘している。

ギリソン氏によると過去の研究では、生涯に6人以上のパートナーとオーラル
セックス経験を持った人において、6人未満だった人よりもHPV感染を原因と
する頭部がん・頸部がんリスクが8倍も高いことが示唆されている。

こうしたリスクの指摘や、現在はHPV感染を予防するワクチンが開発された
にもかかわらず、オーラルセックスとHPV感染との関連性を裏付ける研究や、
なぜ白人男性に口腔がん患者が増えているのかを説明できる研究は、まだ
十分ではないとギリソン氏は訴えた。


一方、米ミズーリ大学のダイアン・ハーパー氏は、これらの謎の解明には
時間を要すると述べつつ、既存のHPV感染判定技術を用いることによって
口腔がん分野の研究が急速に進展する可能性があると指摘した。  


米国立がん研究所によると、HPVには150もの種類が存在し、このうち40種が
性行為によって感染するという。


http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2786615/6846333




プレイボーイの創始者ヒュー・ヘフナー氏豪邸で謎の感染症?

[170人に謎の症状、ロスのインターネット関連の会議参加者]

(AFPBB News  2011年2月15日)

発信地:ロサンゼルス/米国

【2月15日 AFP】
米ロサンゼルスの複数の会場で行われた国際インターネット関連の会議の
参加者のうち約170人が謎の症状を訴えており、ロサンゼルス郡の公衆衛生
当局は14日、何らかの感染があったとみて調査を開始したと発表した。


この会議は3日間の日程で開かれた「ドメインフェスト・グローバル・
カンファレンス」。
30か国から700人が参加した。

最初に症状が報告されたのは13日で、当局は、14日までに約170人が熱、
悪寒、全身の不快感、咳などを訴えていると明らかにした。

原因はまだ分かっておらず、公衆衛生当局は会場となった複数の場所を
調べるとともに、会議の参加者全員に連絡をとろうとしている。

会場の中には、米成人向け娯楽雑誌プレイボーイ(Playboy)の創始者
ヒュー・ヘフナー氏の豪邸、通称「プレイボーイ・マンション」も含まれて
おり、ここで3日に行われた資金調達パーティーの参加者数十人が、その後に
症状を訴えた。


米紙ロサンゼルス・タイムズによると、レジオネラ症、あるいはその軽い
病型であるポンティアック熱の可能性を疑う声が多い。

これらの感染症を引き起こすレジオネラ属菌は通常、温水内に生息し、浴槽や
空調設備の中で増殖する。
ヒトからヒトへ感染するよりも、菌が含まれた蒸気を吸い込むことで感染が
起こる。

体調を崩した参加者のなかには、パーティーで使用された煙霧機に問題が
あったのではないかと指摘する人もいる。




http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2785494/6818170
   

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