虫垂炎(盲腸)はウイルス感染が原因?
- 2010年 1月 18日
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[盲腸は感染が原因?]
(MediEigo 2010年1月18日)
「虫垂炎」いわゆる“盲腸”がインフルエンザなどと同様、感染で起こる
可能性があり、さらに緊急の手術は必要ないことを示す研究結果が発表
された。
これは、36年間にわたり全米の病院で実施された退院時の調査に基づいた
研究の結果で、季節や年による盲腸の件数の変化や集中して起こるパターン
から、ウイルスなどの感染が原因であることが示唆された。
また、手術を受けられない船員などのデータから、虫垂に孔が開いていない
場合は緊急な手術の必要がないことも示された。
手術による切除は一般に安全なため、20世紀初めに標準的治療になったと
いう。
(吉田素子)
http://medieigo.com/weeklytopic.php?id=181
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[虫垂炎]
(Wikipedia)
虫垂炎は、虫垂に炎症が起きている状態である。
虫垂とは右下腹部にある盲腸から出ている細長い器官である。
虫垂炎は旧来盲腸炎と呼ばれていた時期があり、これは昔、診断の遅れから、
開腹手術をした時には既に虫垂が化膿や壊死を起こして盲腸に張り付いて、
あたかも盲腸の疾患のように見える事があったためである。
<概念>
何らかの原因で虫垂が閉塞し、内部で細菌が増殖して感染を起こした状態で
ある。
炎症が進行すると虫垂は壊死を起こして穿孔し、膿汁や腸液が腹腔内へ流れ
出して腹膜炎を起こす。
重症化すると死に至ることもある。
<疫学>
若年者から高齢者まで幅広く発症する。
男女差はみられない。
<症状>
右下腹部痛がよく知られているが、典型的にはまず心窩部(みぞおち付近)に
痛みが出て、時間の経過とともに右下腹部へと移動していくことが多い。
その他の主な症状としては、食思不振、嘔気、発熱などがある。
診断学の世界では虫垂炎の病態生理は次のように理解されている。
まず虫垂に異物などが貯留し細菌が繁殖することで管腔内圧が上昇することで
心窩部の鈍痛という形で「関連痛」が発生する。
さらに腸管粘膜に炎症が起こると右下腹部の鈍痛という形で「内臓痛」が発生
する。
さらに進行すると炎症が管腔の内側から外側、すなわち臓側腹膜に波及する。
腸管の動きなどで臓側腹膜が壁側腹膜と接触し、炎症が壁側腹膜に波及すると
右下腹部の鋭い痛みとして「体性痛」が発生する。
この頃には、反跳痛といった腹膜刺激症状が出現する。
一般的には痛みが関連痛である心窩部痛の時点では特に診断せず、痛みが
下腹部に移動したり、治らなければ再受診という形にし、下腹部の鈍痛で
あったら抗菌薬で保存的に治療する。
腹膜刺激症状(腹膜炎)まで出現したら手術を行うという方針が立てられる。
しかし、このようなクリアーカットな説明の仕方はあくまで理想論であり、
どのような方針を立てられるかはケースバイケースと言わざるをえない。
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[関連痛]
(Wikipedia)
関連痛とは、ある部位の痛みを異なる部位の痛みと脳が勘違いをすることに
よって発生する。
人体に存在する神経は、枝分かれをして各所に伝わっているため、脳は同じ
神経束を源とする場合や、隣接する神経束の信号伝達を痛みが発生している
場所と勘違いをする場合がある。
例えば、かき氷を食べ、咽頭神経が刺激される事により発生した信号を、
後頭部またはこめかみの痛みと誤認知すること。
これは「アイスクリーム頭痛」とも呼ばれ、俗称ではなく正式な医学用語で
ある。
また心筋梗塞など、心臓部の痛みを上腕部の痛みと誤認知することなどが
有名である。
原発性疼痛に対し、「異所性疼痛」と呼ぶこともある。
「連関痛」と呼ぶこともある。
また歯茎や顎の痛みが目や胸、脳に関連してることも分かっている。
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