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- 2010年 9月 30日
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カテゴリー : 入れ歯・ブリッジ・インプラント
[歯茎からiPS細胞作製 あご骨や歯再生に期待]
(共同通信 2010年9月15日)
治療の際に切り取った歯茎の細胞から、あらゆる組織の細胞になるとされる
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ることに大阪大と京都大のチームが
成功し、14日付の米科学誌プロスワン電子版に掲載された。
歯周病やインプラント(人工歯根)治療で切り取られた歯茎は捨てられて
いるといい、iPS細胞を作る新たな材料として注目される。
大阪大の江草宏助教は「歯科医がiPS細胞を作る道筋ができ、歯やあごの骨の
再生に大きく貢献できる」としている。
チームは患者の歯茎の細胞から京都大の山中伸弥教授の手法を使いiPS細胞を
作製。
マウスに移植し、神経、軟骨、腸管などを作ることができることを確かめた。
マウスでは、皮膚の細胞から作るよりも、歯茎からの方が7倍以上作製効率が
良かった。
効率を上げるために使われる、がん遺伝子「cMyc」なしでiPS細胞を作る
ことも可能という。
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091501000035.html
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[インプラントで困ったら(2) 歯科で清掃 周囲炎防ぐ]
(読売新聞 2010年7月22日)
東京都千代田区の会社役員、B子さん(60)の歯の悩みは、十数年前に入れた
右の下奥歯2本のインプラント。
噛み合わせの調整を繰り返し受けたが、何かが挟まったような違和感が気に
なって、力を入れて噛めなかった。
担当の歯科医の迷惑そうな表情が気になり、クリニックから足が遠のいた。
やがて、周りの歯茎にしまりがなくなり、指で押すとブヨブヨと沈み、出血
し始めた。
歯と歯茎の間に住み着いた細菌が広がり、歯茎が腫れ、歯を支える骨が溶けて
いく歯周病。
インプラントでも同じことが起こる。
「インプラント周囲炎」と呼ばれ、悪化するとインプラントがぐらつき、
取り除かなくてはならなくなる。
近所の歯科医院の指導に従い、インプラントの周りを歯ブラシできれいに
磨いていたが、目立った改善はなかった。
昨年7月、むし歯の治療で受診した東京医科歯科大歯学部付属病院(東京都
文京区)で、歯周病外来を紹介された。
同大教授の和泉雄一さんが診察すると、B子さんのインプラント周囲の隙間は
約5ミリの深さがあり、血やウミも出ていた。
治療の柱は、インプラント表面に付いた汚れの掃除。
スケーラーと呼ばれる針状の器具を歯茎の縁から入れて行う。
スケーラーは一般的には金属製だが、インプラント用はプラスチック製。
インプラントに傷を付けると、そこに汚れが付きやすくなるためだ。
針が高速で細かく振動する超音波スケーラーも、フッ素樹脂などで覆われた
専用の針先がある。
清掃後は、歯周病の細菌を殺す効果がある薬をすき間内に塗布。
れらの治療を週1回のペースで4回受けた。噛み合わせが悪いと炎症を悪化
させるので、それも調整した。
現在、B子さんのインプラント周囲のすき間の深さは2ミリほどで、腫れも
なく、歯茎は良好な状態を保っている。
「インプラントにしたことをずっと後悔していましたが、今はもう悪い印象が
消えました」と言う。
和泉さんは「隙間内の汚れは、歯磨きでは十分に取れないので、3~6か月
ごとに歯科での清掃が必要です。年1度は、噛み合わせのチェックも受けて
ください」とアドバイスする。
手術には積極的だが、インプラントの清掃や管理にはあまり熱心ではない歯科
医院もあるので、手術後のケアについても説明をよく聞いておきたい。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28301
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[インプラントで困ったら(1) 神経圧迫 歯茎に激痛]
(読売新聞 2010年7月21日)
千葉県市原市のA子さん(62)は今年4月、千葉市の東京歯科大千葉病院で、
右下の奥にある2本のインプラントを取り除く手術を受けた。
歯を失った歯茎の骨に、金属の軸を埋め込み、その上に義歯を固定する
インプラント。
10年前に入れたものだ。
インプラントにして以後、下唇から顎にかけての皮膚のしびれや麻痺が続いて
いた。
年に3~4回は、歯茎が激しく痛んだ。
痛み始めると鎮痛薬を飲んでも半日は何も手に着かない。
高額な費用がかかった治療だけに、「いずれよくなる」という歯科医の言葉に
すがる思いだった。
しかし、痛みの我慢も限界に達し、大学病院を受診、インプラントの除去を
勧められた。
診察した同大口腔インプラント科教授の矢島安朝さんによると、下あごの骨の
中には、神経や血管が通る細い管がある。
通常、この管に達しない長さのインプラントを埋め込む。
しかしCTなどのエックス線画像を読み間違えたり、穴を開けるドリルの
操作を誤ると、神経を傷つけてしまう。
A子さんのCT画像を診ると、インプラントが神経を圧迫していた。
当初の手術が不適切だった可能性が高い。
矢島さんは「しびれや麻痺の治療は早ければ早いほど回復が期待できる。
手術後に異常を感じたら、早急に原因を突き止め、治療を行ったほうがいい」
と話す。
A子さんは、神経を圧迫していたインプラントを取り除き、神経組織の再生を
促す薬のメコバラミンを飲んでいる。
突然の激痛に襲われることはなくなったが、長い年数がたっているため、
麻痺がどこまで回復するか分からないという。
歯がなくなって不便なので、今度は入れ歯にするつもりだ。
歯を失った時の治療として、入れ歯に代わり、インプラントが広がっている。
1本30万~40万円程と高額だが、見た目は自分の歯と変わらず、入れ歯の
ような不都合がない。
「第2の永久歯」「すぐかめる」「一生使える」と宣伝される。
一方で、治療がうまくいかず、インプラントが新たな悩みになってしまう
患者も一部で出ている。
矢島さんは「手術後に、しびれが続くなど調子が悪く、治療した歯科医で
問題が解決しない場合は、インプラント科や口腔外科がある大学病院などを
受診してみてほしい」と話す。
広がるインプラント治療で、患者が「困った時」の対処法を考える。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28252
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<歯科インプラント(人工歯根)治療キーワード目次>
[義歯不適による舌痛症]
(デンタルダイヤモンド)
口の渇き、舌尖部や舌縁部のヒリヒリした痛み、食後の口腔内の圧迫感を
主訴として来院。
義歯による痛みのために、義歯の装着は短時間であった。
ガムテストは10ml/10分であり、反射唾液分泌量は正常であった。
(ガムテストは1ml/分以下でドライマウス)
口腔内の痛みの原因となるような器質的病変は認めず、舌痛症、口腔乾燥症と
診断。
義歯調整を行い、義歯装着時間を長くしたところ、舌痛および口腔乾燥も
消失し、初診から1か月で終了となった。
[口臭の原因をつきとめよう]
(zakzak 2010年2月24日)
お友達との楽しいおしゃべりの時など、誰もが1度は気になったことがある
のではないでしょうか?
それは、自分や、他人の口臭です。今回は、口臭についての正しく知識を
お伝えしましょう。
相手の口臭はかなり指摘しづらいものです。
また、自分の口臭があるのではないかと不安になることもあると思います。
実は口臭は誰にでもあるものです。
起床直後、空腹時、緊張時は特に口臭は強まります。
要はにおいの強さが問題なのであって、他人が不快を感じるレベル以下で
あれば良いわけです。
口臭の原因や種類は、さまざま。
大きく分けると、
(1)飲食物や嗜好品による口臭
(2)生理的口臭
(3)病的口臭
に分けられます。
その中でも、病的口臭が問題です。
病的口臭は口腔内で発生する、歯周病、虫歯、プラーク、歯石、舌苔、
口腔がんなどによるものが、9割以上を占めます。
口腔内の細菌は、古くなって剥がれた粘膜や血液成分、細菌の死骸などを分解
して、揮発性硫黄化物を作ります。
主なものとして、
・硫化水素
・メチルメルカプタン
・ジメチルサルファイド
の3つのガスがあり、それぞれ特有の臭いがあります。
口臭は、これらのガスが混ざり合っていることが多く、次のような大変不快な
においになることがあります。
・硫化水素:卵の腐ったような臭い
・メチルメルカプタン:血生臭い魚や野菜が腐ったような臭い
・ジメチルサルファイド:生ごみのような臭い
予防には口腔内を清潔にすることが1番です。
「磨いているけど、磨けてない」という状態になっていませんか?
毎日磨いてもプラークが口腔内に残っていると口臭の原因になります。
舌を磨いたことはありますか?
鏡に向かって舌を出してチェックしてみましょう。
白色や淡黄色の苔のようなものがついていませんか?
この苔のようなものが、舌苔です。
舌苔は細菌や剥がれた粘膜、食べカスなどからつくられていて、歯に付着する
プラーク同様、揮発性硫黄化合物を発生させ、口臭の原因となります。
舌苔は、専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシで磨いて取り除く必要があり
ます。
プラークの付着は歯や舌だけではありません。
入れ歯にもプラークは付着します。
お口の中に入れ歯を着けっぱなしでブラッシングするのではなく、入れ歯を
はずしてブラシですみずみまで磨きましょう。
入れ歯専用のブラシを使ったり、洗浄剤を使ったりするとより効果的です。
お口のお手入れをしっかり行っていても、歯周病や虫歯があると口臭を除く
ことが困難です。
歯周病や虫歯は早めに歯科医院に行って治療を受けましょう。
よりお口の中をきれいに保てるように、定期的に歯科検診を受けることが大切
ですよ。
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20100224/dct1002241642000-n1.htm
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[<知ってる!>?小児歯科(3)]
(産経新聞 2009年11月23日)
乳歯の噛み合わせの異常は永久歯の歯並びに影響を与えることが多い。
異常がある場合、顎(あご)の骨の成長を促すなどの治療が行われる。
反対咬合(受け口)の治療に使われる装置のひとつ、「ムーシールド」。
使用法は比較的簡単だが、使う際は小児歯科医の指導を受ける必要がある。
指しゃぶりや舌を突き出す癖で、前歯がすいてくることがある。
すき間が広がるのを防ぐため、時間をかけて癖をとるトレーニングが行わ
れる。
食事に時間がかかりすぎる場合、奥歯の噛み合わせの悪さが原因の可能性が
ある。
専門医の診断・治療でしっかりした噛み合わせに改善できる。
虫歯や歯のケガなどで乳歯を早く失ったまま放置しておくと、隣の歯が
すき間のある方へ移動し、永久歯の生える場所が不足してしまうことがある。
永久歯が生えてくるまでの間、場所を確保するため、子供用の入れ歯などの
装置を使った治療が行われる。
(取材協力 日本大学歯学部小児歯科学教室)
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091123/bdy0911230741001-n1.htm
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[歯のインプラント治療は根管治療よりも手間がかかる]
(HealthDay News 2008年11月20日)
歯のインプラント治療は、歯根管治療に比べてより多くの継続治療を必要と
することが、米国の研究で明らかにされ、インプラントを検討する前に
自然歯を保存するためのあらゆる努力をすべきであることが示唆された。
米アラバマ大学バーミングハム校(UAB)のJames Porter Hannahan博士
らは、インプラント治療を受けた129例の患者群と歯根管治療を受けた143例
の患者群のカルテを検討。
追跡調査期間は、インプラント治療群が15~57カ月(平均36カ月)、歯根管
治療群が18~59カ月(平均22カ月)であった。
研究の結果、インプラント治療の成功率は98.4%、歯根管治療の成功率は
99.3%であった。
しかし、インプラント治療群では12.4%、歯根管治療群では1.4%が追加の
介入(治療)を必要とした。
この研究結果は、医学誌「Journal of Endodontics(歯内治療学)」11月号に
掲載された。
Hannahan氏は「多くの歯科医が、患者を前に歯根管治療かインプラント
治療の選択においてジレンマに陥っているのが現状。どちらの方法も成功率は
同様であるが、歯根管治療で自然歯を残す場合、継続治療が必要なことは稀で
あり、通常は一生そのままでよい。一方、インプラント治療は、術後の合
併症が多く、長期間での失敗率もより高い」と述べている。
また、口腔衛生不良や歯の喪失が、心疾患や脳卒中、特定の癌(がん)などの
重大な健康問題に関連する可能性も示されている。
米国歯内治療学会(AAE)会長のLouis Rossman博士は「口腔衛生が全身の
健康状態に影響を及ぼすエビデンス(科学的根拠)が増えていることを考え
れば、歯科医は、歯根管治療で自然歯を残すことができるかどうかを検討する
際に、高度な訓練を受けた歯内治療医をパートナーとすることが必須である。
歯を失った人にはインプラント治療が適切かもしれないが、損傷した歯を修復
する歯内治療を第1選択とするべきである」と述べている。
歯根管治療の場合、痛みの原因となる炎症を起こした歯髄を除去し、歯の
内側を清浄後に充填密閉する。
治療のほとんどが1回の受診で完了する。
米国では毎年約1,700万本の歯が根管治療によって修復されている。
インプラント治療では、抜歯を行い、顎に金属製ポストを挿入し、ポーセレン
(陶材)冠を装着するが、この場合、数カ月以内に3回以上受診する必要が
あるという。
http://www.healthdayjapan.com/
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[解説]
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<歯科インプラント(人工歯根)治療キーワード目次
[たばこ 歯の健康にも大敵]
元東京医科歯科大学教授エッセイ
(讀売新聞 2008年8月1日)
たばこを吸う人にとっては、住みにくい世の中になったようだ。
病院や学校は言うに及ばず、レストラン、居酒屋、場所によっては街路でさえ
禁煙のマークが見られる。
厚生労働省の調べによると、平成17年の日本人成人男性の喫煙率は4割を
切ったらしい。
成人男性の8割以上が吸っていた昭和40年代に比べれば、隔世の感がある。
最近の健康志向の賜物であろう。
それでも、欧米諸国に比べれば、まだまだ多い方で、OECD(経済協力開発
機構)加盟30か国中、下から数えて4番目である。
まだまだですねえ。
たばこの健康に対する悪影響は言うまでもない。
禁煙しなくてはと、「分かっちゃいるけど、やめられない」という人が多い
のも事実である。
かくいう私も格好つけて、一時期吸っていた記憶がある。
ところが、意外と知られていないのが、歯を含めた口内の健康に対する影響で
ある。
私が歯や歯茎の着色、歯石の付き具合をみて、「たばこ、お吸いですね?」と
言うと、むしろびっくりされてしまう。
治療いすから起き上がり、「どうして分かるんですか?
たばこって歯と関係あるんですか?」などと質問される。
歯そのものに直接影響することはないにしても、何しろたばこの煙が最初に
触れるのが口の中である。
ニコチン、タールをはじめとして200種以上の有害物質が含まれている煙が、
高温で襲いかかってくるのである。
影響がない方がおかしい。
考えられている害を順番に挙げてみよう。
まずは誰でも分かるヤニ臭さ、つまり口臭である。
口臭に対する関心が深まり、気にする人も多いが、残念ながらたばこを
やめない限り治らない。
次は歯茎の色が黒ずんでしまうことである。
ホワイトニングやセラミックを用いて歯の色を白くしても、歯茎が黒いと、
どうしても健康には見えない。
たばこが影響する歯科疾患で、最大にして最悪のものは歯周病である。
なにしろ、細菌に対する免疫反応をたばこが抑制してしまうため、歯周病に
かかりやすいし、炎症も容易には治まらない。
難治性歯周炎にかかっている人のほとんどが喫煙者である。
歯と歯茎の境目にある細菌のすみかとなるポケットが深くなっている率が
高く、しかも歯石が多く付いている。
それがさらに進展すると、歯を支えている骨が溶けてなくなり、やがては歯を
失ってしまう。
歯周病で抜けたところに、いま流行りのインプラントをしようにも、その成功率は低いとされている。
もちろん、口腔がんの大きな危険因子であることは言うまでもない。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20080801-OYT8T00370.htm
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<歯周病治療キーワード目次>
<口臭キーワード目次>
<歯科インプラント(人工歯根)治療キーワード目次>
<http://yokoyama-dental.jp/tabacco001.html>