麻疹(はしか)感染、輸出国から輸入国へ
[はしか感染、目立つ「輸入例」 1月は患者の約3割]]
(共同通信 2011年2月12日)
ウイルスによって感染が広がるはしかが、海外から持ち込まれるケースが
増えていることが国立感染症研究所の集計で12日、分かった。
患者のうち「輸入例」は2008年は0.3%だったが、2009年は2.4%、昨年は
7.3%に。
ことしは1月の3週間分だけだが28%になった。
以前は、日本人が海外で感染を広め、はしかの「輸出国」と批判されたが、
最近ではそうしたケースも少なくなり「輸入国」に転じた形だ。
海外から持ち込まれ国内で感染が広がる場合もあり、専門家はワクチン接種を
受けておくよう訴えている。
はしかは全身に発疹ができて高熱が出る感染症。
合併症として肺炎や脳炎を引き起こすこともある。
同研究所によると、1月3~23日の3週間に全国の医療機関から報告された
患者は18人。
そのうち5人はフィリピン、英国、スペイン、ベトナムで感染していた。
海外の感染地域の中心はフィリピン、中国などのアジア。
2009年の場合、計17人が感染した国の大半を占めていた。
日本では、2007年春に全国で流行したが、その後は大きな流行はない。
一方、ウイルス検査体制が整い、日本には通常いない遺伝子型のウイルスを
見分けられるようになり、輸入例が目立つようになったとみられる。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021201000140.html