[不思議の国のアリス症候群と片頭痛]


<不思議の国のアリス症候群とは>
自分の体の一部や全体が大きくなったり小さくなったりするように
感じたり、相対して周囲のものが大きく見えたり小さく見えたり
する状態。
外界が小さく感じられるものを小視症 、大きく感じられるものを
大視症、ひずんで感じられるものを変視症と呼ぶ。
時間の進み方が速く感じたり遅く感じたりする時間的感覚異常の
状態。
体の存在を実感できない離人症。




「不思議の国のアリス」の著者ルイス・キャロルは片頭痛もちで
あった可能性が高いそうである。

片頭痛には前兆を伴うタイプと前兆を伴わないタイプとがあり、
日本人は前兆を伴わないタイプが多いようであるが、ルイス・
キャロルは前兆を伴う片頭痛であった可能性が高い。


「不思議の国のアリス症候群」の原因は、片頭痛以外にも
 ・てんかん
 ・ある種の感染症
 ・ある種の向精神薬
 ・統合失調症
などがあるようだ。


幼少期に高熱を出して寝ている時に、カーテンの模様や天井の
模様やシミ、電灯などが大きくなって迫って来るような感覚を
経験したことがある人は少なくないと思われる。
しかし、多くの場合は大人になるにつれてこの感覚が消失
するが、片頭痛もちの一部が大人になってもこの感覚が残存
するようである。

(横山歯科医院)


[参照]
東京医学社、小児内科2008、Vol.40 No.5
・Wikipedia 「不思議の国のアリス症候群」「頭痛」