アラキドン酸とは
[アラキドン酸]
(Wikipedia)
アラキドン酸は、不飽和脂肪酸のひとつ。
ω-6脂肪酸に分類される。
細胞膜中のリン脂質として存在し、なかでも脳に多く含まれる。
アラキドン酸はほとんどの哺乳類にとって必須脂肪酸であると考えられて
いる。
アラキドン酸は植物にはほとんど含まれない。
主に肉、卵、魚、母乳などに含まれており、欧米など諸外国では乳児用調製乳
にも添加されている。
アラキドン酸はリノール酸を原料として体内で合成されるが、種によっては
この機能が十分でないため必要な量を生産することができないか、あるいは
全く生産する機能を持たない。
自ら十分な量を生産できない動物(ネコなど)は他の動物の捕食によって摂取
する必要がある。
アラキドン酸はホスホリパーゼA2によってリン脂質から遊離し、ここから
・プロスタグランジン
・トロンボキサン
・ロイコトリエン
など、一連のエイコサノイドがつくられる。
また細胞間のシグナル伝達におけるセカンドメッセンジャーとして働く。
これらの生合成過程や体内での作用はアラキドン酸カスケードと呼ばれる。