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眼底検査で糖尿病や脳卒中を予測

[眼底検査で糖尿病や脳卒中を予測]

(産経新聞  2010年9月21日)


瞳の奥にある網膜などの状態を見る「眼底検査」。
目の疾患だけでなく、高血圧や糖尿病など全身疾患を発見するきっかけにも
なることから、企業の健康診断などに取り入れられている。
最近では、眼底検査が将来の病気の発症予測につながることを示唆する研究も
出てきた。
専門医は眼底検査の重要性を訴えている。
(岸本佳子)


<内臓血管見るのと同じ>
眼底検査は、目に光を当ててレンズを使って眼科医が直接のぞきこむ方法と、
専用の眼底カメラで撮影して結果を分析する方法の2種類ある。
いずれの場合でも瞳の奥にある網膜や血管、網膜の外側の脈絡膜などの様子を
チェックする。

検査によって、緑内障や糖尿病網膜症、網膜色素変性症や黄斑変性症といった
視力障害の原因となる疾患が見つかる。

だが、「眼底検査は一義的には目の病気を発見し、治すためのもの。でも
実は、その情報は眼科だけにとどまりません」と山形大学医学部の山下英俊
教授は話す。
「内臓の血管を生きた状態で見ることができるのは網膜だけ。だから、眼底
検査は内臓の血管をつぶさに見ていることと同じなのです」
そのため、網膜の血管の変化から、高血圧や糖尿病などを早期に発見する
ことにつながり、健康診断などに取り入れられている。


<40歳過ぎたらぜひ>
最近では、眼底検査によって全身疾患の発症を予測する可能性を示唆する
ような研究も報告されている。

山形大学医学部が山形県舟形町の住民を対象に行った研究では、血圧が正常で
あっても眼底検査の結果、「網膜細動脈」と呼ばれる、血管のサイズが細い
人の方が太い人に比べて、5年後に高血圧を発症するリスクが高いことが
明らかになった。

また、眼底検査によって発見される目の病気の1つで、視野の中心部で物が
ゆがんだり小さく見えてしまう「加齢黄斑変性症」も、その重症度と、
脳卒中や心疾患、認知症の発症率との間に関連があることが分かってきた。
このうち脳卒中の場合では、より重症の新生血管を伴う加齢黄斑変性症は
発症リスクが約2倍高いことなども判明。
少しずつだが、眼底をめぐる他疾患との関係性が解明されてきている。

山下教授は「病気を予測して予防策を完全に講じるところまではいかないが、
眼底検査から全身疾患のリスクを予見できる。40歳をすぎたら、ぜひ目の
検査を受けてほしい」と話している。


<10月10日  目の愛護デーに無料相談会>
10月10日は目の愛護デー。
日本眼科医会は、この日にちなんで、全国で眼科医による講演会や無料相談
などを開く。
また、毎週木曜日午後3時から午後5時までの間、眼科専門医による目の電話
相談(03・5765・8181、無料)も受け付けている。

詳しくは、日本眼科医会ホームページで。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100921-00000080-san-soci   

ヒアルロン酸とは(国立健康・栄養研究所情報センター)

[ヒアルロン酸とは]

(国立健康・栄養研究所情報センター)


<概要>
ヒアルロン酸は、眼の硝子体成分として発見された高分子多糖であり、粘性が
高く、動物の結合組織の成分である。
皮膚、腱、筋肉、軟骨、脳、血管などの組織中にも広範に分布している。
生体内では細胞接着や細胞の移動などを制御していることが知られている。

加齢とともに減少することから関節炎などに対する効果、美肌効果などが期待
されている。

俗に「関節痛を和らげる」「美肌効果がある」といわれているが、経口摂取に
よるヒトでの有効性については信頼できるデータは見当たらない。

ただし、外用で口腔粘膜の炎症の治療に、眼内注射で白内障治療の補助剤と
して、関節内投与で骨関節炎の治療に有効性が示唆されている。

安全性については、外用および非経口で適切に使用する場合はおそらく安全と
思われるが、経口摂取の安全性については信頼できる充分なデータがない。
特に妊娠中・授乳中の使用は避けるべきである。

関節内投与の副作用としてアレルギー反応が起こることがある。



<有効性>

(1)眼科
白内障治療の補助剤として、眼内注射はおそらく有効と思われる。
ヒアルロン酸は、この用途以外にも角膜移植、レンズ挿入、緑内障の
フィルタリング手術に対する使用がFDAにより認められている。

眼の外傷や網膜はく離に対してヒアルロン酸を眼内投与で用いている研究が
ある。
この効果については、さらなる科学的根拠の蓄積が必要である。


(2)関節
骨関節炎の治療に、関節内投与は有効性が示唆されている。
この用途はFDAで認められているにも関わらず、その効果にはバラツキが
ある。
主観的な関節のこわばりや痛みはヒアルロン酸治療によりやや改善されるが、
臨床的に有意でない場合もある。
長期使用による症状進行の遅延などについては不明である。

変形性膝関節症患者に対する有益性は不明である。
複数のシステマティック・レビュー(系統的な総説)からは、変形性膝関節症
患者に対するヒアルロン酸の関節内注射に、プラセボ注射を上回る有益性が
あるという明確な根拠は見出せなかった。


(3)口腔粘膜
口腔粘膜の炎症の治療に外用でおそらく有効と思われる。
この用途に対する口腔ゲルの使用は米国のFDAで認められている。


(4)皮膚
予備的な知見によると、火傷、外傷、皮膚潰瘍に対して外用で有効である
可能性があるという報告がある。
この効果については、さらなる科学的根拠の蓄積が必要である。

乾燥肌あるいは肌荒れで悩んでいる35名(試験群17名)を対象とした二重
盲検無作為化比較試験において、ヒアルロン酸を1日に120mg、4週間摂取
させたところ、血清中ヒアルロン酸濃度の上昇および肌の水分量の増加と、
顕微鏡的皮膚表面解析による肌のなめらかさやシワの改善効果が認められたと
いう報告がある。

乾燥肌傾向の成人女性38名(試験群13名、37.6±2.6歳)を対象とした二重
盲検無作為化プラセボ比較試験において、ヒアルロン酸50mg/日を8週間摂取
させたところ、角層水分量および医師による皮膚の乾燥所見に影響は認め
られなかったという報告がある。

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail573.html  

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緑内障を治療するコンタクト

[緑内障を治療するコンタクト]

(Medieigo  2010年3月24日)

ビタミンEを含むコンタクトレンズが、緑内障治療に役立つことが分かった。

緑内障の治療には、高くなった眼の中の圧力を低くする点眼剤が使われるが、
薬の成分が数分のうちに涙で流されてしまう。

そこで、薬を放出するビタミンE入りのレンズが考案された。
このレンズを使うと、ビタミンE入りでないレンズと比べて最高で100倍も
長い時間、薬を眼にとどめることができるという。

ビタミンEは紫外線から眼を守る役割も果たす。

緑内障治療に関してはイヌを使った実験が進行中だが、他の眼科用薬剤にも
使える見込みだ。
(吉田素子)

http://medieigo.com/weeklytopic.php?id=198

緑内障の初期徴候は眼内ではなく脳に現れる

[緑内障の初期徴候は眼内ではなく脳に現れる]

(HealthDay News 2010年3月3日)

緑内障の初期徴候症状が脳内で検出できることが新しい研究により報告
された。
緑内障の治療が大きく変わるきっかけとなる可能性がある。

米国で失明の主要な原因となっている緑内障は、眼圧の上昇により網膜および
視神経が損傷されて生じるものと長い間考えられており、治療では眼圧の
低下に主眼がおかれてきたが、今回の研究では緑内障が「中枢神経系の疾患」
であり、異なる治療アプローチの必要性が示されている。

研究著者の米バンダービルト Vanderbilt眼研究所(テネシー州)のDavid
Calkins氏は「この情報は全く新しい領域の神経由来治療を切り開くもので
ある」と述べている。

Calkins 氏らは動物を用いた研究で、緑内障による失明のごく初期の
メカニズムに「視神経」と「中脳」(音、熱さ、冷たさ、痛みおよび圧力
などの感覚入力情報を扱う)との連絡の低下が関与していることを突き
止めた。

「緑内障の経過を長期的に観察すると、疾患の最終段階でまず視神経、次いで
網膜に変性の徴候がみられる。つまり、変性は脳で始まり、網膜に向かって
進んでいくため、最後に眼に最も近い網膜に症状が現れる」と同氏は説明して
いる。

この知見は、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National
Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に3月1日掲載され、
印刷版にも近く掲載される予定。

http://www.healthdayjapan.com/

緑内障は眼のアルツハイマー病とも呼ばれる

[新しい点眼薬で緑内障の視力が回復する可能性]

(HealthDay News  2009年8月4日)


「神経成長因子」(NGF)を用いた新しいタイプの点眼薬に、網膜細胞および
視神経細胞を保護する作用がみられ、緑内障患者の視力を回復させる可能性も
あることが、イタリアの研究で示された。
NGFの点眼により緑内障を治療できる可能性を示した研究は今回が初めてで
あると、イタリア、ローマ大学の Stefano Bonini博士は述べている。

この知見は、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National
Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に8月3日掲載された。


米緑内障研究財団(カリフォルニア州)によると、緑内障は視神経が徐々に
侵され視力低下や失明の原因にもなる眼疾患で、年齢問わず発症するが、特に
高齢者ではリスクが高い。
世界で失明原因の第2位となっており、米国では約400万人が罹患し
(約半数は自覚がない)、約12万人が失明している。
米国では緑内障が失明原因の10%を占めているという。
最新の治療によって眼圧を軽減し、進行を遅らせることはできるが、失われた
視力を回復する治療法はこれまでなかった。


著者らは、過去の研究でヒト組織中にみられるタンパクであるNGFが
パーキンソン病やアルツハイマー病患者の脳組織の治療に有益であることが
示された点に着目。
発症の仕方が似ていることから、緑内障は「眼のアルツハイマー病」とも
呼ばれるという。

今回の研究では、緑内障を誘発したラットにNGF の点眼薬を2通りの用量で
投与した結果、特に高用量で網膜神経が死滅する比率が有意に低下することが
わかった。

次に、進行した緑内障患者3人を対象にNGF点眼薬を使用し、治療前、治療
開始後3カ月、治療終了後3カ月に眼機能を検査した結果、2人に視力の
改善が認められ、もう1人は治療後に視力の安定がみられた。
さらに、視野、視神経機能、対比感度および視力の改善は、初回の点眼薬投与
から18カ月後でも維持されていた。


ただし、Bonini氏によると、現在NGFは臨床で使用できず、今回の結果に
ついても大規模な臨床試験による裏付けが必要であることから、この治療法が
すぐに利用可能になるわけではないという。
しかし、理論的にはこの知見が眼疾患のほかさまざまな神経変性疾患の新しい
治療選択肢につながる能性があると、研究チームは述べている。

http://www.healthdayjapan.com/   





グルタミン酸ナトリウムと中華料理店症候群

[グルタミン酸ナトリウム]

(Wikipedia)


グルタミン酸ナトリウムの毒性というと、1968年に中華料理を食べた人が、
頭痛、歯痛、顔面の紅潮、体の痺れなどの症状を訴えた中華料理店症候群の
話が有名である。



<中華料理店症候群><グルタミン酸ナトリウム症候群>
中華料理店症候群あるいはグルタミン酸ナトリウム症候群とは頭痛、顔面
紅潮、発汗や顔面や唇の圧迫感などの症状から構成される症候群である。

俗にはグルタミン酸ナトリウム(MSG)が原因とされるが、一連の短期薬理
試験の結果からはMSGとは関連は否定されている。

症状のうち、稀であるが重篤なものとしては、喉の灼熱感、胸の痛み、動悸、
息切れなどがこの症候群の特徴として挙げられている。
大抵の場合は軽度の中華料理店症候群は後遺症は無く回復する。


日本では1972年に味付昆布にグルタミン酸ナトリウムを「増量剤」として
使用し、健康被害が起きた事故があった。
その症状は中華料理店症候群に似たものであった(頭痛、上半身感覚異常等)
が、問題の商品には、製品の25.92%~43.60%のグルタミン酸ナトリウムが
検出され「調味料としての一般的な使用」とは程遠いものであった。


中華料理店では、化学調味料を加える時お玉に一杯分もの量を一皿の料理に
使う場合がある。
しかし、グルタミン酸ナトリウムのうまみは耳かき一杯程度で十分感じる
ことができる。



<グルタミン酸ナトリウムと緑内障>
2002年に発表された弘前大学の大黒らの報告によると、高濃度のグルタミン
酸ナトリウムを摂取させたラットの目には障害が発生しやすいという。

大黒らによれば、このことは (グルタミン酸ナトリウムが欧米に比べて広く
使われている)アジアで緑内障が多い原因のひとつになっている可能性が
ある。

また、多量の遊離グルタミン酸を体内で処理できない特異体質者やアレルギー
・ぜんそく患者は、摂取すると体調や症状の悪化を招く恐れがあるため注意
しなければならない。


こめかみから後頭部にかけての頭痛・・・緑内障

[本当は怖い頭痛 〜忍び寄る黒い影〜]

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

T・Mさん(女性)/49歳(当時)  OL(保険会社勤務)

10年前、夫に先立たれて以来、仕事も家庭も自分にむち打って頑張ってきた
T・Mさん。
数年前から時折頭痛が起こり始め、いつしか疲れによる慢性のものだと思う
ようになった。
そんな彼女に様々な症状が現れてきた。

<症状>
(1)こめかみから後頭部にかけての頭痛
(2)肩こり
(3)つまずきやすい
(4)手足がいうことをきかない
(5)水を大量に飲んだ後、頭が重い
(6)視野が欠ける


<病名>緑内障


<なぜ、頭痛から緑内障に?>
「緑内障」とは視神経の異常で徐々に視野が欠けていき、失明することもある
目の病気。

頻繁に起こるようになった頭痛は、緑内障が原因だったのです。

そもそも私たちの目は「房水」と呼ばれる水分の量を調節することで、眼圧が
一定に保たれています。

しかし、T・Mさんの場合、デスクワークで下を向き続けたことで房水の
出口が圧迫され、狭くなっていました。
そのため、水分の流出が悪くなり、房水が溜まりすぎてしまったのです。

結果、眼圧が上昇し、目の中の組織が圧迫されると、その痛みが頭部全体の
痛みとして伝わることに。
水を大量に飲んだ後の頭の重さは、体内の水分の上昇に伴って房水が増え、
眼圧が上昇したことが原因でした。

眼圧が上がり続けると、眼球の裏の視神経をも圧迫。
ついには神経が破壊され、視野がどんどん欠けていくのです。

肩こりは、欠けた視野を補おうと、症状の軽いほうの目を無意識に酷使し、
こめかみから肩にかけての筋肉に負担がかかったためでした。

階段での踏み外しやつまずきは、遠近感がつかみにくくなり、段差が測れなく
なったため。

手足がいうことをきかないのも、手足自体が悪いのではなく、視野が欠けて
いたために、目測を誤ったことが原因でした。


それにしてもなぜ、T・Mさんは失明寸前まで視野が欠けていたことに
気づかなかったのでしょうか?
1つは、進行が非常に緩やかであるため。
そしてもう1つは、ある程度まで視野の中心部分が見えているため、人は
無意識に欠けた部分を補おうと、視点を移動させ、全体が見えていると錯覚
してしまうためです。
結果、何をしてもピントが合わない近視や、遠視などと違い、その異常に
気づきにくいのです。


緑内障は将来的に、両目に及びます。
そして、その進行をとめることは出来ても失った視野を取り戻す治療法は
今のところありません。
それだけに、小さな症状を見逃さず、早期発見することが大事なのです。


現在、緑内障をわずらっている人はおよそ400万人と推測されていますが、
治療しているのはわずか40万人。

つまり360万人が、自覚のないままに緑内障を放置しているのです。


http://asahi.co.jp/hospital/   

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