審美歯科Medical Guide

白い歯で思いっきり笑えるように

『芸能人は歯が命』
以前やっていた歯磨き粉のCMの一言です。上手いこと言いますね!
では、芸能人やモデルの方が、なぜ歯を白くするのでしょう?
それは、歯には噛む事以外にも大切な役割があるのです!見た目です。

笑った時に、銀歯が見えてしまう…銀歯が見えてしまうのでおもいきり笑えない…
などなど。

銀歯を気にされている方は多くいます。
白い被せ物を入れたくても保険適応外で費用がかかってしまう…と諦めてしまった方も多いのではないでしょうか?

ひと昔前までは、保険で白く出来る部位は限られていましたが
近年ではいくつかの条件はありますが保険診療でも白い被せ物が出来るようになってきました。

白い被せ物の種類

  • 01POINT

    CAD/CAM冠ハイブリッドクラウン

    自然で美しい透明感と優れた衝撃吸収性を持つ素材
    第一小臼歯、第二小臼歯(糸切り歯の奥2本)と条件が合えば下の6番目の奥歯が保険適応になりました。『ハイブリットレジン』とは、セラミック(陶材)とプラスチック(樹脂)のハイブリッド素材です。

    • 金属冠冠全体が金属で出来ている、いわゆる銀歯です。

    • プラスチック冠冠全体が硬質レジンという歯科用のプラスチックでできている差し歯。

    • CAD/CAM冠セラミックとレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られた差し歯。

    CAD/CAM冠のメリット

    ●保険適用なので安価です
    ●白い色をしています
    ●金属アレルギーを起こしません

    CAD/CAM冠のデメリット

    ●保険適用内だと、前から4,5番目の歯にしか使えません
    ●白いですが、色調が単調です
    ●年数が経つと、変色してきます
    ●強度が低く、割れやすいです
    ●力がかかる歯にはつけられません

    白い歯を入れるには自費でセラミックしかないのかな・・と思っていた方はこのCAD/CAM冠の選択肢として考えてみて下さい。ただし、CAD/CAM冠は金属の被せ物や、セラミックなどに比べると耐久性はあまり良くありません。また、樹脂なので長年使っていれば劣化してセラミックと違って変色してしまう可能性があります。
    綺麗で丈夫なものを希望する方はCAD/CAM冠よりはセラミックを選んだ方が良いかもしれません。また、見た目よりとにかく丈夫な物をという方は金属の方がいいかもしれません。何を重要視するかは患者さんによって違いますので、よく相談して決めていきましょう!

  • 02POINT

    コンポジットレジン充填

    コンポジットレジン充填とは、虫歯の部分を削った後にコンポジットレジンという歯科用プラスチックを詰める治療法のことを言います。一般的にレジン充填は保険適応の治療法になります。

    コンポジットのメリット

    ●歯を削る量が少なく、歯にやさしい
    ●型どりをする必要がないので、1日で終わる
    ●自然な歯の色を再現することができる

    コンポジットのデメリット

    ●強度が弱い為、虫歯が広範囲な場合などには適応できないことがある
    ●経年劣化する為、変色してしまう

    最大のメリットは歯の最小限に削り治療できること!
  • 03POINT

    セラミッククラウン(保険適応外)

    保険の被せ物と保険適応外の被せ物は何が違うの?つまり材質です!
    簡単に言うと、保険はプラスチックの食器、保険適応外は陶器(セラミック)の食器の違いに似てます。買ってすぐは、プラスチック食器もきれいですが、数年たつと黄ばみや汚れがつきやすくそして落ちにくくなります。一方、陶器の食器は、何年たってもキレイ!

    セラミッククラウンのメリット

    高い審美性

    前歯部分の差し歯の場合、保険診療では金属にプラスチックをコーティングしたものを使用することがほとんどです。プラスチックは透明感が無く、人口の歯だと分かりやすい難点があります。
    セラミッククラウンは透明感が自然の歯に近く、色調を細かく調節することができます。

    セラミッククラウンのメリット

    経年劣化が少ないため審美性が続く

    保険診療のプラスチックは吸水性がある為、どうしても変色してしまいます。また金属部分が劣化により溶け出すことで歯茎を黒く変色させます。しかしセラミックには経年劣化はほとんどありません!しっかりとしたメンテナンスを行うことで審美性を長く保つことが可能です。

    セラミッククラウンのメリット

    からだに優しい

    セラミックは人のからだに対して優しい(生体適合性の高い)特性があり、人工関節など医療分野でも活用されています。また金属を使っていない為、金属アレルギーの心配がありません。
    何より大事なのが、見た目には分かりませんが、プラスチックとセラミックの表面を500倍にして拡大してみると、 表面の違いが歴然!。セラミックは、表面が滑らかで、さらに気泡や吸水性がない為、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(細菌)がつきにくいのです。プラスチックは、気泡や吸水性がある為、長期間使用すると汚れや細菌がつきやすくなり、歯肉に炎症を引き起こし、歯周病のリスクとなることがあります。

無理に費用の高い被せ物を勧めません。
患者様が求めているものがベストだと考えます。

患者さんそれぞれご希望が違います。割れるのがイヤな方は、見た目より強度のある銀歯。
銀歯は嫌だけど費用はかけられないという方は少し強度は弱いですがCAD/CAM冠。
生体親和性があり強度と見た目の良いセラミックなどなど患者様それぞれ求めるものが違います。
横山歯科クリニックでは、無理に費用の高い被せ物を勧めることはありません。
患者様が求めているものがベストと考えています。お気軽に相談してください。

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